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見えない鎖から、解き放たれよう。あなたには変える力が「ある」

こんにちは
夢の木Lab.若林かおりです。


私が、子どもの教育を何とかしなきゃいけない!!
と思ったのは、

「子どもの5人に4人が世の中を変えられない」と思っている! というニュースから。

変えられないと思うデータ(画像)

(18歳意識調査より)

↑これね


なんたること!!
これから未来を担う子供たちがコレ?!

そう思わせちゃう学校教育って、社会って何?!
そう思ったのです。


いまだに、それに対して何かしたいと思っている私。

先日の探究ゼミでの対話で、ひとつ気付いてしまった。


休校の決定……
学校スタートの決定……
学校行事の中止……
夏休みの中止……

この時、子どもたちには、ほとんどの全て「決定」だけを伝えられ、有無も言う機会がなかった。

言うことすらしなったと思う…

きっとそれまでも、今も、子どもたちのまわりには、大人たちから「決定」だけを与え続けられ、
それに対して、有無も言わせない数々の出来事が積み重なっているのではないかな。


そうすると「どうせ言ったって変わらないし」と、思うのは当然。
沈黙が癖になる…。

これはとっても大きなこと!!


いったってどうせ変わらないこと、ある。
仕方ないこと、ある。


でも、その決定までのプロセスを体験してきたか、
「仕方ないよね」って思えるまで説明をもらったか、
その結果に対して、反対する気持ちを受け止められる場はあったか、

それで大きく違うと思う。


探究ゼミでも、

行事の中止が「仕方ないこと」であっても
「先生も悔しい。これってオカシイなって思っているんだよ」なんて話をするだけでも違うのではないか、と言う話が出ました。


ところで…
私が進学塾に勤めてきたとき、先輩講師たちが、子どもたちに話していた「象の鎖」という話があります。

小さい小象は鎖につながれて育つ。
動ける範囲は、鎖が伸びる範囲。

で、その小象も大人になる。
実はもう力はついていて、人間がつないだその鎖なんてちぎれる力がある。

けれど、ちぎろうともしない。
ずっと、鎖が伸びる範囲内で生きてしまう。

という話。この話を学術的に言うと、学習性無力感ね。(犬の実験が有名)

だから、中学生には、鎖をちぎってのびろーって話なんだけど、大人にも当てはまりますね。


要は、私たちもいつまでもその鎖の範囲にいないでいいってこと。


私たちも、ずーっと「どうせ言っても無駄だし」
「上からの決定は従う以外ないし」
って、育ってきたんじゃないかな。

どうせこの鎖、外れないし、と。

でも、今は、大人になって実は力がついていて、変える力がある。
実は、鎖は外れる、のかもよ^^


さて、そんな楽しすぎる「学校の未来探究ゼミ」

今週は来週の「学校とは何か」という対話に向けて、探究中。

私も探究の役割をいただきましたよ♪
(このゼミは、みんな同じ立場^^)

この探究もまた、幼いころにつながれた幻の鎖から大人たちを解き放つひとつだと思っています。


8月もやりたいな♪
あ、親子探究なんてステキじゃん!
と思ったけど、今年は夏休み、学校だね…

無理かな~~?!

今、進行中の探究ゼミはこちら↓


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