見出し画像

がっちり儲けている東証一部上場企業も重要視している提供する価値の発信力

占いサイトやアプリの開発・運営でがっちり儲けている株式会社ザッパラスさん(東証一部上場企業)。

占い師をスカウトする際のポイントとして「占い師であれば、占いが当たるのは当たり前」で、「相談者が満足できるアドバイスができるかどうか」を重要視されていました。
(2021年10月24日放送の「がっちりマンデー!!」参照)

プロとして何か商品やサービスを提供する以上、一定の基準をクリアするのは当たり前のこと。その上で、「どのような価値を提供できるのか」は、占いに限らず、あらゆる仕事に通じます。

それは、商品やサービスを

・提供する前
・提供している最中
・提供した後

のいずれの場面でも言えることです。

商品やサービスを提供する前で言えば、集客や商談がそれに当たります。インターネットを使うにせよ、チラシを配るにせよ、知られていないことには何も始まりません。

また、商品の場合、提供している最中というのは少ないかもしれませんが、その商品を購入した人が、本当にその商品の価値を実感しているとは限りません。この点、単に「安いから」で買われている商品は、より安い商品が出てくると、すぐに乗り換えされます。

そして、提供した後。お金を払って商品を届けたら、一つの商売としてはそれで完結です。ただ、提供した後のフォローアップは、まだまだできていない会社が多いので、ちょっとした気遣いがあれば、差別化できる価値を提供できます。

既に一定のお客さんがいる会社は、既存のお客さんに

・なぜ、ウチの商品を選んだのか?
・ウチの商品を使ってみてどう感じたのか?
・継続してウチの商品を買ってくれている理由は?

などをヒアリングすることで、こちら側が想像もしていない自社の商品の価値に気づくことがあります。

一方で、お客さんがまだ少ない場合や、これから本格的に事業を始める場合には、ヒアリングしても答えが見つからなかったり、質問する相手を間違えると、かえって自社の商品の価値を見失ったりすることがあります。

その場合、お薦めしているのが、自社の「できること」と自社が「やりたいこと」の重なる部分で、自社がお客さんに提供できる「価値のあること」をまずは言語化することです。

残念ながら、自分たちで考えた「価値のあること」が想定しているお客さんにとって「価値のあること」になるとは限りません。

けれども、お客さんの価値観や嗜好が短期間で大きく変化している中では、まずは「自分たちが提供できる『価値のあること』はこれではないか?」とあたりをつけて検証する方が、より早く売上という成果に結びつきます。

その際、

・商品やサービスを提供する前
・商品やサービス提供している最中
・商品やサービスを提供した後

一貫する価値を意識して取り組むことで、自社の強みがだんだんと分かってきます。

よほど希少なものでない限り、「これを提供できるのはウチだけです!」と言い切れるものはありません。

しかしながら、経営者も一社毎に違うので、「できること」と「やりたいこと」の組み合わせもいろいろです。そして、もう一段深く掘り下げて、「なぜ、できるのか?」「なぜ、やりたいのか?」まで自覚できれば、スーパーオリジナルな価値は必ず作れます

なお、弊社では、提供する価値、人の感情やお金の流れなど、「見えないもの」「見ていないもの」「見せていないもの」を言葉にすることで、「これがいいのだ!」と見つけてもらう仕事に取り組んでいます。

自社の提供する価値を言葉にしたい方は、まずは「体感セッション」にお申込みいただければ、嬉しく思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?