昭和は遠くなりにけり(おばあちゃんがいつも「明治は遠くなりにけり」って言ってたっけ)私も歳をとったもんだ。
でも、昭和歌謡を聞けば、そこに私の青春がよみがえるの。
だから、昭和人…
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私の昭和歌謡99 死んだ男の残したものは 1965
反戦歌とは思わずに口ずさむ初めて歌詞に気づくは令和
森山良子にハマっていた。
反戦歌の意味も考えず、小学生の私は真似して歌った。その頃は、まだ高い声がスーーっと出ていたから、平べったい森山良子の声より、よっぽどスゴイぜ、なんか思いながら、ガンガン歌った。
こういうのが私の昭和歌謡の鑑賞だった。
だから。歌詞もメロディーもすっかり覚えているのに、全く味わっていないも同然なのだ。
流行った歌
私の昭和歌謡96 小さなスナック 1968
君はいまどこへ行ったの?僕ひとりキャンドルライトに揺れる面影
いつの間にか流行っていた。
覚えてすぐ歌える童謡のような有節ソングだ。
グループサウンズ風の青年たちがフォークソングを歌ってる。3番まであって、最後に半音上げて終えるぐらいしか曲の展開がない。
たまに、それほどの工夫もない一発ヒットが出る、そんな一曲だと思う。
小学生の私は、友だちと、曲より歌詞を論じ合った。論じ合ったというと、
私の昭和歌謡90 雨の御堂筋 1971
昔から欧陽菲菲ベンチャーズ日本歌謡はグローバル
15歳の私が驚いたのはステージ衣装だった。
それまでの衣装は、ピアノの発表会で小学生が「かっわいー」と言ってもらえるような、裾が広がったふりふりレエスのドレスだった。
なんと!欧陽菲菲は違った。
ボディにくっついたようなぴったりサイズ。肩ひもーーーー!胸から上が露出。もちろん足が見え見え。それで踊る。
それだけで、テレビ時代の歌手はいいのだ