見出し画像

報連相より雑談

  • 『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』

  • 『話しかけたくなる人、ならない人』


最近読んだ2冊です。

なぜこの本を今読んだかというと、
職場(保育園)でのコミュニケーションについて、主任と話をしていた時のこと。

最近、色々な細かい問題があり、それをどのように伝えるのか、という話になった。

まず、(これは別の本に書いてあったこと)
褒める:指摘、注意する の割合は
理想が5:1 それを目指して、3:1くらいにする。

日頃どれだけ肯定的な言葉をかけているかが重要だと思うということを伝えた。

もう1つは今回のテーマである【雑談】

保育士は、なかなか休憩すらままならないことがよく言われる。
幸い、うちの保育園は必ず全員がお昼に1時間クラスから離れて、休憩する時間がある。
ゆっくりくつろげる休憩室もあるので、恵まれた環境であると言える。

もちろん、日によっては会議が入ったり、月末の書類があったりする。
そういう時には、担任保育士は休憩時間を使ってタブレットやパソコンで仕事をする場合がある。
人によっては、そうでない日にも昼の時間を仕事に充てる人もいる。

私も、今の職場ではずっと子育てをしながら働いているため、残業をしなくて済むためにお昼に仕事をする事が多かった。

しかし、副主任、主任という役職になったある時気がついた。
「仕事が忙しくなってしまって、職員とコミュニケーションを取れていない」
「担任ではなくなったことで、より職員の現状がわからなくなっている」
更に、忙しそうな自分、余裕の無い自分には、
なかなか職員も話しかけづらくなってきたのか、
それまで一緒にゲラゲラ楽しい話をしていた同僚すらなかなか業務についての相談以外は話す機会が無くなってしまった。

そこで、私は、子どもが小学生になり少し子育てが落ち着いたタイミングでもあったので
持ち帰りが出来る仕事や少し残業すれば終わる仕事はお昼にはせず、
出来るだけ昼の時間は職員と仕事以外の話をする時間にするように意識した。
これは、他の人には絶対に強要はするつもりはない。

他の職員は、早番や遅番で少しは話をする時間があるけれど、私はシングルマザーということもあり、なかなかそれは難しい。だから、あえてやっていること。

話は戻るが、雑談がなぜ大事かというと、最近読んだ本にも書いてあったが、

  • 雑談は日本ではあまり重要視されていないが、海外ではビジネスにおいても雑談は重要視されている

  • 雑談することで、相手のことを知る、自分のことを知ってもらうことができる

  • それによって、仕事がうまくいかない時に、家庭や体調のこと、仕事での人間関係などの悩みがあるのでは?と早めに気付いて対応することができる

  • お互いに助け合うことに繋がる(自分も助けてもらうことにもなる)

  • 話しかけやすくなる

  • それぞれの、得意なことを生かしすことに繋がるので、職場全体の仕事の質が上がる

そして一番重要なことは
◉心理的安全性が高まる

そんなことを話した後に、別件で全く違う保育園の方とオンラインで話す機会がありました。
その中で、主任保育士をされている方が、

「報連相より、雑草ですよね」
と言っていました。

そう、もちろん仕事なので報連相はとっても大事。
でも、それ以前に雑談をたくさんして、報連相しやすい職場の雰囲気、報連相をした時に否定されると思って踏みとどまらない関係性をいかに作るか、は
大切だなぁ〜〜と思うのです。

具体的にその雑談を増やすために職場で取り組むことについては、また改めて書けたら良いなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?