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オンラインで得意なことを教えて収入を得る4つの方法

こんにちは!オンライン教室開設サービスcoperiの代表の成田です。

突然ですが、皆さん、自分が得意なことや好きなことで、周りの人に「教えて!」と言われ、時間をとって説明したら喜んでもらえたという経験はありませんか?

そして、そんな時は自分自身もとても満足感が得られ同じように嬉しい気持ちになったのではないかと思います。

自分では思ってはいなくてもあなたが仕事を通して得たスキルや、熱中して覚えた好きなことは、同じように他の誰かにとっても知りたい内容だったりするものです。
そしてオンラインで教えることができれば、その他の誰かは自分の周りの人だけでなく日本中、世界中に広がります。

今回は自分のスキルを教えることで、きちんと収入にも繋げることができる4つの方法とそのメリット・デメリットをまとめてみました。

1. テキスト(文章)で発信する

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1つ目はテキストで発信するという方法です。

ブログサービスには様々なものがありますが、その多くが簡単にバナー広告の掲示設定できるので、広告の掲示回数(≒記事が読まれた数)やクリック数に応じて収入を得ることができます。
また、この記事は無料ですが、このnoteのように直接、読者に課金ができるブログサービスも増えてきており、課金収入を得ることもできます。

文章で発信することのメリットは内容を読み返し推敲した上で発信できるので、検討が浅い段階で発信して読み手の期待を損ねてしまったり、うまく説明できなくて慌ててしまい後で後悔するといったことを防ぐことができます。

一方で、テキストでの発信が最適かどうかは、自分の得意・不得意とは別に以下のような点を事前に検討する必要があります。

・対象とするターゲットは文章を読むことに慣れているか(若年層は一般的に文章よりも動画を好む)
・教えたい内容は文章で伝えるのに適しているか(スポーツなど動きのあるものは動画の方が伝わりやすい)

更に、突然ブログを初めても読んでもらえる可能性は少ないのでTwitterやFacebookなどのSNS上でブログの一部の情報を切り出し発信し、自分の周囲の人に活動を認知してもらいながらフォロワー(=ブログ読者の分母)を増やしていくことが重要で、根気強い継続性が求められます。
Twitterは、「いいね」や「リツイート」を気軽にしてもらうことで、その人のフォロワーにも拡散されるので認知度を増やしていく上でおすすめです。

2. レッスン動画を撮りためる

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2つ目の方法は、レッスン動画を撮りためていくことです。

長い文章を書くよりも話す方が得意という方にはこの方法がおすすめです。
文章に比べ、顔や声、話し方など、よりその人の個性を表現しやすいので、教える内容に加えて自身のパーソナリティも視聴者を引きつけることに役立ちます。

また、教える内容がヨガやフィットネスなど動きがあるものの場合、文章で説明するよりも動画の方が伝えやすいということもあります。

長い時間喋り続けるのは苦手という方でも、教える型を決めて切り分けて話し、編集でつなぎ合わせることで、順序だって説得力があり動画として見易いものになるので、編集スキルを習得していくことで質を高めることができます。
YouTube上では短い人は5分程度から教える動画を投稿している人もいるので、まずは自分のジャンルで教えている方の動画を探して複数見てみることをおすすめします。

一方で、デメリットとしては、以下のようなものがあります。

・動画撮影の時間だけでなく、構成を考える時間や編集にも手間がかかる
・声や顔だしによってテキスト発信に比べ匿名性に制限がある(動画編集を動画加工アプリで加工することもできますが、個性が表現しづらい)

特に、編集については経験がない場合はツールの準備からスキルを身につけるまで相当な労力を要しますが、最近では使いやすい動画編集ツールも増えていたり、以前に比べ専門で引き受けてくれる人もココナラやクラウドワークス、ランサーズ上で簡単に見つかり安価になってきているので、本格的に動画で発信していきたい人にとっては選択肢の一つとなります。

作った動画で収入を得る方法としては、①広告、②視聴課金の2つに別れます。

①の代表はYouTubeです。
視聴者は気軽に無料で動画を見るため、教える動画は短尺のものが多く、投稿を始めやすいというメリットはありますが、広告を挿入するためには総再生時間が直近 12 か月間で 4,000 時間以上、登録者数が 1,000 人以上のチャネルである必要があり、収益化までは長い時間がかかることは注意する必要があります。

②は視聴者に課金する方法です。
Udemyのように教える・学ぶに特化したプラットフォームを利用すれば、学びたい人が集まっているため集客が見込めるメリットはありますが、視聴者はお金を払っているため、比較的長尺且つ深い内容を求める傾向があり初心者には始めにくいというデメリットもあります。
また、集客が見込める分、比較的大きなプラットフォーム手数料が発生することも認識する必要があります。

3. ビデオ通話で教える

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3つ目は前回の記事で実施までのステップとツールをまとめたビデオ通話を使って直接教えるオンライン教室形式です。

メリットとしては直接相手と話をしながら、また顔出ししていれば表情を見ながらレッスンを進めることができる点があります。
これによって直接教えていることに慣れている人の場合、相手の理解度によって授業を進めることで満足度を高めることができたり、こちらの話し方や雰囲気で相手との信頼感を構築しやすくなります。

デメリットとしては、オンライン教室の時間はその場にいなければならなかったり、参加者との日程調整が必要など、時間的に制約されるということがまず挙げられます。
また、料金を徴収したり、何のビデオ通話サービスを使うのかなど、準備の手間もあります。(この辺りは前回の記事でまとめています。)
また、これはメリットの裏返しでもありますが、直接、話しながらレッスンを進めるためレッスン内容の質に加えて話すスキルも求められるため、緊張したり、時間配分が難しかったりと、参加者に良いレッスン体験を与えることができるまでには慣れが必要になります。

とはいえ、直接話しながらレッスンをするのは、友達に聞かれて教えるという体験に最も近く何よりも楽しいものですし、これまであげたテキストや録画動画の方法よりも参加者との関係を築きやすく、ロイヤルカスタマーにする(=ファンに変える)ことで、安定した継続的な事業に変えていくことも可能です。

初回は無料にし満足してくれた人だけ任意でチップを払ってもらうという方法を取ることで参加者の期待値をコントロールしたり、工夫次第でデメリットとしてあげた点も軽減することができます。

宣伝になってしまいますが(すいません!)、coperiはチップの仕組み(coperiではサポート機能と呼んでいます)や日程調整機能などオンライン教室を実施する上で課題となる点をできるだけ解消するように設計されていて、初めての方でも手軽にオンライン教室を開けるツールになっているので、一度試してみてください。

4. 教える・学ぶのコミュニティを作る

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最後はコミュニティを作るという方法です。

これまで説明したブログ、動画、ビデオ通話の場合は、まとまった形のコンテンツを事前に準備する必要がありましたが、コミュニティの場合は、都度、情報を提供したり質問に答えるといった形式も取れるので、教え方の幅が広がります。

また、交流することで、信頼感を醸成しファンになってもらえることや、参加者同士が交流したり、教えあったりすることで自分からの情報発信のみに頼らない運営も可能です。

一方で、雰囲気のいいコミュニティとするために参加者同士のトラブルがないように運営に気を使う必要があったり、有料のコミュニティとした場合、運営者からの情報発信の数が少ないことで不満や退会に繋がるなどもあるので、教えるだけに集中すれば良いという訳ではないという側面もあります。

コミュニティ形成の仕方は、手軽なものとしてFacebook上でクローズドなコミュニティを作るという方法から、有料課金する場合にはDMMオンラインサロンや、CAMPFIRE Communityなどのオンラインサロンサービスを利用するといった方法もあります。

また、最近では、Twitterで特定のトピックを発信してフォロワーを集めた人が、そこからslackやDiscordのようなチャットツール上の自身のチャネルに誘導し、そこで交流するといった方法も見られ、工夫次第で使い慣れたツールで手間をかけずにコミュニティを形成するのも良い方法だと思います。

まとめ

テキスト、録画動画、ビデオ通話、コミュニティと得意なことを教えることで収入を得る方法を紹介してきました。メリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

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この他にもMENTAのような特定の分野でコーチ・メンターになることで課金するサービスなどもあり、スキルがあれば工夫次第でそれを収入に変える方法は様々あります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、教える内容、教えたい相手、自分の得意・不得意を考慮した上で、どの方法で教えていくかを検討することをおすすめします。

また、始めはTwitterで発信しながら、フォロワーが増えてきた段階でnoteでブログを始め、そのコンテンツの人気が高まった段階で録画動画・ビデオ通話などのニーズにも対応しコミュニティも形成していくといった具合に、ここで紹介した方法を組み合わせていくことで継続的で安定した収入に繋げることができます。

自分が好きなこと・得意なことを教えて相手に喜んでもらいながら収入も得られるというのはとても素敵なことなので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください!

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