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ママ向けプログラミング教室スタート!

ママ向けのプログラミング教室を
9月からプレサービスとして開始することになりました。

最初は私の思いつきから。

それから無料にてトライアルを2ヶ月重ね、今に至ります。
その過程は別途noteに記しているので、是非ご覧ください。

トライアルの期間にいくつかの課題や問題点を探っていきました。

ざっくりですが、以下の3つになります。

1.授業内容をどうするか
2.先生側をどうやって見つけるか
3.価格はどうするか

1.授業内容をどうするか

検討していくうえで、いくつかの課題がありました。

・オンラインで特に問題ない?
・教材は何を使う?
・従来のプログラミング教室とどう差別化する?

結論は、

・オンラインで特に問題ない?
  -> zoomでOK
・教材は何を使う?
  -> Progateを使用し、不足分はケースバイケースで課題を作成
・従来のプログラミング教室とどう差別化する?
  -> 生徒が「作りたい」ものをゴールとする

つまり、

・オンラインで全然問題ない(zoomの画面共有を使う)
・教材はできるだけ無料のものを使用し、不足分は課題を自作して補う
・生徒が作りたいプロダクトをゴールとする

という結論に。

2.先生側をどうやって見つけるか

先生側の課題は以下です。

・エンジニアは「作れる」けど「教えたことはない」
・生徒ごとに変えていく、カリキュラムにどう対応するか

結論は、

・エンジニアは「作れる」けど「教えたことはない」
  -> 先生と生徒にトライアル期間を設け、お互いに慣れていただく
・生徒ごとに変えていく、カリキュラムにどう対応するか
  -> 初心者向けなので、作りたいものは違っても基本は同じ

エンジニアって教える機会ってそうそうないものなんです。

なので、トライアル期間中は

・生徒側を完全無料
・先生側は給与を支払う

としました。

完全ノーリスクです。
で、お互いに心理的ハードルを下げてもらったわけです。

カリキュラムに関しては、

・初心者向けのプログラミング教室なので、基本は同じ
・あとはとにかく実践でコーディングを繰り返す。それに尽きる

なので、心配するほど負担じゃありませんでした。

3.価格はどうする?

プライシング(値決め)の話です。

これは相当悩みました。でも大事なことです。

これに関しては、四六時中ずっと考えていたのでさすがに疲れました。。。

まず、

① プログラミングの市場調査・分析(初心者向けに絞る)
② 顧客ヒヤリング
③ それらを総合的に判断して、価格を検討

① プログラミングの市場調査・分析

まずは、現状のプログラミング市場を調査・分析していきました。

マトリクス表は下記の通りです。

図1

ポイントとしては、

・最初に一括払い(ローンにて分割可)
・完全1on1はない(基本チャットで質問。必要なときに1on1)

そういうもんだと言われればそうかもしれないですが。

相当覚悟がないと中々払えない金額ではあります。

② 顧客ヒヤリング

次にヒアリングを重ね、
サービス内容や価格について検討していきました。

・このサービスの価値をどう定義するか
・ママは自分の習い事に月いくら出せるか

ここで一番頭を悩ませたのが、価格設定の部分です。

ママは自分の習い事に出せる金額が、月平均に1万円~1.5万円という結果だったからです。

③ 総合的に判断して、価格を検討

先述したマトリクス表と比較してもわかる通り、

既存のサービスの形をリプレイスする形で、
サービスを提供してしまってはどうしても採算があいません。

そこでいくつかのプランを設け、
一回あたりの時間や月の授業回数を工夫して、現状の価格としました。

図2

ですが、

これからもサービスの価値や価格に対し、真摯に向き合っていかなければなりません。

まずはスタートを切れたことに感謝しながら、

常にトライを重ね、本当にママにとって必要なサービスになるよう尽力してまいります。

では。

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