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熊野のリフレクション・・coolなkumano8-

リフレクションがある景色は、ハッとする瞬間
なぜでしょうかね。
熊野で撮影するときにリフレクションの意識はなかったんです。
目覚めさせてくれたは下記の写真。

田植え直後の熊野本宮大社
旧社地「大斎原」

田んぼと大鳥居だったんです。
大斎原の前の田植えは、ゴールデンウィーク前後。
水入れはその1週間前。
この期間は、早朝、昼、夜にカメラを構えてました。
残念なのは、田んぼの水鏡に満天の☆と天の川が浮かぶリフレクションを撮影できなかったことです。この時期は撮影時間が夜中になるし(笑)

この写真から、熊野でもリフレクションを意識するようになりました。意識したら山の中でも海でも、撮れるんですね。

山から下っていきます。

風がない日の朝
(本宮町)

風があって波がたてば台無しです。
風のない日の早朝。
自然との対話が必要


田植え時期の田んぼはキラキラ
(本宮町)

あまりにも青空が綺麗な青だったので。
田植え前後の田舎の晴れた日は、本当にキラキラ輝いています。
田舎だけにある風景。
意識したら何気ない景色が凄い景色に。


青い空と高原池
(中辺路町)

熊野古道にも見事なリフレクションがありました。
こんな風景は癒やしをくれます。

寒い日の夜明け(本宮町)

冬の寒い日の朝は、川の水と空気との気温差で霧もでてくれます。
寒いんで辛抱も必要


クリスタルな水と青空
(北山川水系四の川)

支流へ行けばさらに水の透明度が上がります。
逆にリフレクションがわかりにくい。
水は身体を癒やすだけでなく心も癒やしてくれます


太田川の夏。雲の形がよかった。
(那智勝浦町)

リフレクションの夏の主役は、雲ですね。


古座川一枚岩の夕景。やさしい青。
(古座川町)

夕方の横の光はやさしいリフレクションをくれます。


北山川のブルーモーメント
(北山村)

日の入り後のブルーモーメントは落ち着いた青一色になります。
感動の瞬間が現れる

海は、難しい。

海はいい潮だまりがあって、いい潮時で、風がない時間に。
熊野では、橋杭岩と天神崎がその代表。

橋杭岩の朝のリフレクションがお好み

橋杭岩は朝日撮影で多くの人が集まるスポット。
ですが、朝日を撮るだけでこのリフレクションを撮っている人は少なし。
もったいない。
潮と日の出時間と風のマッチングが必要。


街明かりが反射する橋杭岩
(串本町)

夜も星空と橋杭岩の撮影で多くの人が集まります。
街明かりに反射する橋杭岩も面白い。

白浜にもありました。

白浜にある田尻クズレ鼻の夕方です

白浜のお薦めビーチ「江津良浜」の近所にある「田尻クズレ鼻」の潮だまり。
意外なところのリフレクション。

最後に、和歌山のウユニ塩湖である「天神崎」を。

夕暮れが近い青空と雲もいい
この日の夕陽は燃える炎
夕焼けはやさしい色

おかげさまで、天神崎には多くの人がこの絶景を観にくるようになりました。
ただ、潮のことを知らず来てしまう人が多いのです。
是非、下記を参考にお越しください。
この絶景を観るための適切な場所と時間を記載したものです。


やっぱり
熊野は水の国
熊野の信仰は、自然崇拝が起源。
いつまでもこんな自然の風景が観られますように願っています。


今までのnoteの作品をマガジンにしています。⇩

■マガジン「熊野とは」・・熊野のことをわかりやすく解説①~⑥

■マガジン「coolなkumano」・・カッコいい熊野、私だけが知る熊野を連載中①~

■撮影許可が必要なところは、許可をいただいて撮影しています。

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