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現在積読中の本

今現在、私が積読にしている本は少ないが、それでもなかなか消化しきれないでいるので、一応ここで紹介してみようと思う。

・『赤と黒』下/スタンダール
感染症流行下のこと。「暇ならば世界の十大小説を読んでみるといい」という記事をうのみにした私は、さっそく『ボヴァリー夫人』と『赤と黒』を買った。ただ、どちらもはっきり言って読みにくい。『ボヴァリー夫人』はなんとか読了したが、どちらも不倫物語なので主人公に感情移入できないのだ。いや、文章表現は素晴らしいと思うんだけど。ちなみに上巻を読み終えたのは約2年前である。

・『銀河鉄道の夜』/宮沢賢治
言わずと知れた名作。今持っているのは新潮文庫版。岩波文庫版はかつて読了したのだが、そちらは手放してしまった。ブラネタリウムでこの作品をモチーフにした映像を見たので、読み返したくなって購入した。音読の練習がてら、声に出して読みたいとは思っているが、面倒くさくて半分ぐらいまでで止まっている。短編集なのが、まだ救いかもしれない。

・『ブレイブ・ストーリー』上中下/宮部みゆき
絶版になっていたため、中古で購入。これも訳あって手放したのだが、再び読みたくなって購入。届いたときに、こんなにボリュームがあったっけと、絶望した。最初の方だけは読んだが、使い捨てカメラも写真の現像も今の子供にはわからないだろうなと思った。

ちなみに最近読んだ本は、村上靖彦著『客観性の落とし穴』である。これは客観性の起源から、万物を数値化することの弊害、そして客観性の絶対視から自由になる方法を書いた良書だった。

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