見出し画像

自分らしさのつくり方

あなたは初めての人に会う場面や
飲み会やグループでの食事会などで
うまく自己紹介できますか?

わたしは今でも
得意なわけではないけれど

以前はもう本当に
今とは比べ物にならないくらい
とっても苦手……というか無理でした

その理由は
名前と誕生日くらいしか
話せることがなかったから

 

わたしには
趣味といえるような楽しみや
人よりできると思える特技や才能

あるいは
これがわたしです!と
胸を張って言えるような
キラリと輝く個性なんて
まるで持ち合わせていなかったのです

 

でもわたしの周りの人は
みんな秀でた能力があったり
魅力的な趣味を楽しんでいたり
 
あの人といえばこの人!というような
個性や特徴がそれぞれあって
 
そして、それを理由に
みんな愛されているし
じぶんにも自信をもっていて

毎日がとても楽しそうで
いつ見ても笑顔ややる気に満ち溢れていて
それがとても眩しく、うらやましく感じていました 
 


だから、わたしは
個性的な人になりたかったし
 
そんな個性がないじぶんは魅力がない
個性がないからつまらない人間だと
自身を卑下する毎日
 
そして
そんな個性のないじぶんが
とにかく誰よりも大嫌いで
いつも恥ずかしさを抱き
人目や評価を気にしてばかりいました

 

でも、うつ病を克服して
メンタルの弱さを乗り越えた今
当時の自分にアドバイスするのなら
 
「個性を探すより、好きなものを探せ!」
ということ

  

それでも、どうしても個性が欲しいとか
「わたしの個性は〇〇です」って
言えるようになりたいのなら
個性がないことを個性にすればいい
  
そのうえで、
じぶんが好きなもの……

みんなが好きなものじゃなくて
じぶんが好きで
じぶんで選んで楽しむことを
まずは探し、見つけ出す
 
持ち合わせていない個性を追い求め
見つからないことに嘆くくらいなら

個性探しの旅に出るより
自分の好きなことを追い求めていくべきだと思うのです


大切なのは個性より好み
 
もっといえば、
個性なんかなくてもいいし
自覚してなくてもいい

なにが好きかを言えればいい
 
 
 
じぶんはなにが好きか?
どんなことに純粋な喜びを感じるのか?
じぶんらしく、健康的に生きたいのなら
これは自覚しておきたいポイントです
  


実際、周りからも愛される人って
なんだかよくわからない個性を感じる人よりも
好きなものを愛する心を持ってる人であるし
  
けっきょく、個性的な人の個性も
その人の好きなものが個性として評価されていたり
好きなものへの熱狂っぷりが
個性と呼ばれていたりするケースがほとんどです

周りの人から「個性」と呼ばれるものを
本人は「好みにすぎない」と感じていることの方が
ほかの人を観ていても多かった印象があります

 

もちろん、現在のわたし自身も
お菓子作りでマインドフルネスを実践したり
まるで学校に通うようにアフタヌーンティーに行ったり
ちいさな作業台のうえに
じぶんだけの世界を繰り広げたり……
 
これってぜんぶ
個性を探し求めたり、磨いたりすることをやめて
そこで生まれた余裕のなかで
人の評価より自分の心地好さを重視しながら
ただ、ただ、好きなことを追求していっただけですが
 
それが今では
わたしの趣味や特技であると同時に
個性や特徴の一つとして評価され
じぶんでもそう自信をもてるようになりました


あいかわらず、
わたしには特別な才能や
ずば抜けた能力はないし

じぶんでは個性的だったり
目立ったりするようなタイプだとは
まったく感じていません

でも、それが理由で
自信をなくしたり
じぶんはダメだと思うことは
一切なくなりました

それは、じぶんの好きなものや
好きなことが見つかったからです

だから自己紹介をする場面でも
苦手意識はなくなり
名前と誕生日だけでなく
好きなものをじぶんを表すものとして
表現できるようになりました


もし、じぶんには何の才能も
特別な個性もないと
じぶんを卑下してしまうなら

ちょっと視点を変えて
まずはじぶんが好きなものを
1つでもいいので見つけてみてください

それは途中で変わってもいいし
何個も見つかれば、ぜんぶ好きでもいい

とにかく「じぶんはコレが好きだ」と思えるものを
ハッキリと自覚すること
(その自覚に自信はまだもたなくても良い、
 次第に無意識についてくるので)

そして、愛情を注ぐ時間を割くこと
この時間を長くもてばもつほど
知らぬ間にあなたの個性と魅力は
おのずとかたちづくられていきます


もちろん、お菓子を食べることや
つくることが好きだとしたら
それも立派な「好きなこと」

ただ、甘いものはきっと
罪悪感をともなうがために
没頭することに抵抗がある場合も
めずらしくないとおもう

だから、じぶんの好きという気持ちを
罪悪感に邪魔されてしまうのなら
きっとクッキーセラピーが役に立つはず


クッキーセラピーは
罪悪感のないお菓子を
セルフケアの目的でつくる
お菓子作りを活用した心理療法です

白砂糖もつかわないし
小麦粉もつかわない
乳製品や卵も最低限です

だから、じぶんの心にもカラダにも
やさしく、労わることがでるのです



クッキーセラピーなら
甘いものに対する付き合い方や
価値観が変わっていくから
心からじぶんの大好きな甘いものを
楽しめるようになれると思うし

きっとその姿は
「あなたらしさ」として
魅力的に評価されるはずです

サポートありがとうございます。実は2021年にハーブティー専門店の実店舗化に向けて動いていましたが開業資金の1200万円を諸事情で失いました。でもまだ諦めてはいないので、再始動のための資金として活用させていただきます。オープンの際にはぜひお礼の一杯をご馳走させてください!