アルバイト経験から何が得られる?~複数のアルバイトをした大学4年間を振り返って~
大学生のほとんどがアルバイトをしているのではないでしょうか。
高校生で既に始めている人も多いですが、私の高校では一応アルバイト禁止であったので、周りのほとんどの知り合いは大学生になり一斉にアルバイトを始めました。
私は大学の4年間(今も継続しているが)で、とりあえず自分ができる範囲の距離にあるアルバイトの中で、自分の興味があるアルバイトに取り組んできました。
まずはアルバイトと言えば塾講師!
という環境であったため、周りにまんまと流され、先に塾講師として働いていた友達と同じ塾に応募し、働き始めました。
楽しくない・・・!バイトの時間が憂鬱になる・・・!
自分には合っていないことが分かり、料理が好きであったため、飲食店で働きたい!と思うようになりました。
たまたま近所にオープニングのイタリアンレストランの募集があったため、働き始めることにしたのです。
大学2年になり、大学の授業で”デイサービス”について学んだことをきっかけに(私は無知だったので、デイサービスについても児童デイサービスについても知識がほとんど無かった)
近所の児童デイサービスを見つけ、とりあえず知りたいと思い、アルバイトに応募してみました。
このように、自分の興味本位と、周りの人との繋がりで複数のアルバイトを経験してきました。
アルバイトをすることで得られること、について考えました。
まずは、一番得られたことは
“自分を知れること” です。
すごく普通の感想です笑
でも社会人になる一歩手前のこの期間、自分で自分を知る機会を増やしていることは重要な財産になる気がしています。
アルバイトを通して、私には向いていること、やりがいを感じること、自分が得意なこと、などがかなり明確に分かった気がします。
うっすら知っていたことかも知れませんが、それが色濃く分かるようになった気がします。
例えば飲食店のアルバイトで料理を運びます。
パスタを見ているだけでわくわくしました。
メニューの写真は飽きることなく見続けられました。
家で同じようなパスタを作る練習をしました。
思っている以上に食べ物が好きだったようです。
例えば児童デイサービスで多くの子どもと関わります。
子ども達と真剣に鬼ごっこをしている自分がいました。
自分で思っている以上に子どもが好きでした。
例えば塾で問題が分からないときに思いっきり焦りました。
準備不足の状態、臨機応変の対応が苦手でした。
例えば労働環境が良いとは言えない、悪口が飛び交う工場のアルバイトは1日でも苦痛でした。
(もちろん色んな単発があります、私に縁があった工場の1つが私にはしんどかったという話です笑)
そして、
"他者への関わり方、世間に対する行動の仕方"
を得ることができました。
本当に些細なことです。
本当に些細なことなのに大切な事だと感じるのです。
飲食店で食べたお皿をどのように片付けておけば助かるのかを知ることができました。
店員さんが水を注ぎに来たときに、会釈より「ありがとうございます」と言ってもらえた方が嬉しくなることを知りました。
それを実行できるようになりました。
飲食店のアルバイトを経験している人からしたら常識かもしれません。
児童デイサービスで、色んな特徴の子どもがいることを知りました。
私が普通の生活をしていたら話す機会がなかなか無い子ども達とコミュニケーションをとりました。
その子ども一人一人にとって、生活の中にどのような壁があるのかを少しだけ知れるようになりました。
自分で知ることで、日常で色んな子ども達にもし出会えたときに
不思議な目、物珍しい目、また偏見の目でその子達を見る大人にはならなくなりました。
そう思っています。
アルバイトはもちろん“働く“ということを責任が少ない状態で知ることができる社会勉強であると思います。
それに加えて、自分と世間を知ることができる経験であると思うのです。
タイミング、環境、忙しさ、色んな条件が人それぞれ違う中でも、
自分の興味を持ったことは積極的に経験することを薦めたいと思います。
必ず得られることがあります。
自分目線と相手目線を知ることができるようになります。
私が大学4年間の中で、アルバイト経験だけを抽出して考えた一意見です。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
アルバイトの詳細の経験についても、また書いていきたいと思ってます。
ぜひプロフィールを覗いてみてください!
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