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子どもと大人の境界線

こんにちは( ´ ▽ ` )

しいなももこです🌼

今まで読んだマンガの中で、ふとしたときに読みたくなるマンガ第1位の「乱と灰色の世界」を紹介しつつ、お話しようと思います(*´꒳`*)


「乱と灰色の世界」はすでに完結しており全7巻のちょっと分厚めのマンガです。入江亜季さんは現在、「北北西に曇と往け」を連載中。


あらすじは、魔法使いで10歳の女の子・乱が主人公。乱ちゃんは大きな力を持つ女の子ですが、コンプレックスや苦手意識で本来の力を発揮できず、小学校でいじめられています。そんな中で、日常の出来事や魔法使いとしての戦い、人との出会いを通して、自分自身を見つけていきます。


ファンタジックな内容ですが、とっても深いです。設定はシンプルですし、読む人によって受け取るメッセージが違うだろうなと感じます。出てくる登場人物もキャラクターが面白いです。わたしの推しキャラは日比くんです♡


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【子どもと大人の境界線】

子どもはいつから大人になるんでしょう?このテーマは「乱と灰色の世界」のテーマでもあるのかと。小学生の乱ちゃんは大人になる魔法が使えます。メルモちゃんのようですね(わかる人いるのかな?)


子どもの定義と大人の定義はすごく難しい。年齢じゃないし、体のサイズでもないですよね。みなさん、生きてたら「なんじゃこいつ!どないしたらこんな事になるんだ!」と思うような大人に出会うこともあるかと(゚ω゚)


「子どもは自分の事しか考えない」

わたしの推しキャラは日比くんのセリフです。カッコいいんですよ、日比くんは。


わたしは大人です。一応。年齢は30歳ですから。カラダもちゃんと成長してます。しかしながら、精神年齢はどうやと聞かれると部分的には実年齢より上でしょうし、部分的には下やと思います。


肉体の年齢や、地位や収入、はたまた親になったからとて、大人ではないです。親の精神年齢を超えている子どもは多いです。


人間は何を考え、何を愛するか。経験の中で、ちゃんと受け止めて学習しているかどうか、がその人の精神年齢を決める。


日常生活でよくニュースを見ると思います。ママ友のいじめとか、教員のいじめ。ヤジの飛ぶ国会中継。いい年齢の大人で、子どもも育てているはずの人たちが、子どもよりもみっともないことをしています。


生まれや育ちは人間の本質には何も関わりはありません。残念ながら、子どもは生まれてくる場所を選べませんので、その影響は受けますが。

学歴や地位、家庭環境、裕福か貧乏か。一切関係ありません。その人が大人になれるかどうかは本人次第なのです。


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【大人ってなに】

上の写真は、わたしですw多分、3歳。子どもと大人の境界線と言いつつ、そもそも大人ってなんでしょうね。


大人の恋愛とか言いますけど、なんやそれ。


我慢できるようになったら大人?いろんなことをしょうがないと思ってやり過ごせるのが大人?


大人の定義って何やと思いますか?


わたしは「人のせいにしない、周りの人の気持ちを考える」ことが出来たら、大人かと。


自分でやってるはずなのに、まるで誰かに決められてやっていることのように聞こえる時があります。どんなことでも、「やらされている。」は究極ありえないんです。自分の手と足は自分にしか動かせませんから。縛り付けられて動かされているのなら仕方ないですけど。


「やさられている。」ように感じるのは、選択肢が消えているからです。やらない方法もありますけど、頭の中にはその方法が浮かばない。


誰かのせいにしていたら、楽です。自分が変わる必要はありませんから。


でも、みんなが憧れる自由は本当はとても厳しいものです。解放感と共に責任がやってきます。なんでもしていい、誰も怒らない、全ての決まりがない状態は結構大変です。


その中で、自分の行動や言動に責任を持てる人は大人なのかなと(*´꒳`*)


周りの人の気持ちを考えるってのは、空気を読むとかじゃないですよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)空気を読むって言葉はめっちゃキライです。


周りの人と自分の考えることは違うってわかっておくことです。自分はこう思うけど、人は違うかもしれないなあって考えたり、もしこんな事をしたらあの人はどう思うだろう?とかって、ちゃんと想像することです。


想像して決め付けたらダメですけど🙅‍♀️


相手を慮る気持ちを持てれば、おかしなクレームを入れたり、訳わからん苦情とかしないんじゃないかなあって考えたりします。


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【自分で自分を育てる】

上記の言葉は乱ちゃんのパパのセリフ。とっても強い魔法使い一族の長です。


毒親っていますよね。親なのに、子どもに悪影響を及ぼしてその子の人生を潰すような。


親と子どもは違う人間です。人間同士です。


忘れてはいけないのが、対等なんですよ。親は子どもを作ったので、ぜひとも育つまでは育ててください。ですけど、人間としては思考を持ち、心を持ってます。


よく思ってました。産んでくれって頼んだ訳じゃないって( ・∇・)てへへ。


子どもは親を選べませんが、自分で自分を育てることができます。成長を止めるような親もいますが、早々に離れましょう。


今、もし、悩んでいる人たちがいるなら、その悩みは自分を育ててくれると思ってみて下さい。苦しいですけど、ちゃんと向き合って悩んでる時間は素晴らしいものです。


悩まない人間の方が恐ろしいです。


苦しいのも、不安なのも、迷うのも目の前の出来事を受け止めてるからです。大丈夫。


いつでも自分をコントロールできることが1番良いかもしれませんけど、人間ですからね。


これを読んで、今の自分がどんな状態かなって考えてみる機会になったら嬉しいです😊


いつも話が長くてすみません。

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