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薔薇の挿し木 ストーリー

毎年ドーベルマンズの命日には、
大親友から心のこもった美しい供花が送られてきます。

6頭の命日それぞれに毎回想いを込めて、
大親友が行きつけのお花屋さんにあれこれと相談をして、
お花屋の店長さんが大親友の想いを形にしてくださって、
見事な供花が届くのです。


今年の春。
レディーアンの供花のなかに
一輪の大きな美しい紫の薔薇がありました。

凛とした薔薇はドーベルマンの精悍さ、女の子だったけど
体の大きくマイペースで可愛らしいレディーアンを思い出します。

2023.04.08 アンの命日に大親友から届いた供花

大親友もワタシと同じ気持ちで薔薇をチョイスしてくれていたのだそうです。

美しい供花を眺め、アンを偲びながら命日を過ごしました。


しかし哀しいかな、色とりどりのお花がいつまでも咲き続けることはできません。

でもまたこれも この世で生きているものは もれなく死を迎え、
死は次のステージにいくためのドアであるのだと、日々枯れていく花を愛でて思うことができるのです。

もちろん供花の立派だった薔薇も数日後には枯れかかってきたのですが、、、


この薔薇の花をまた愛でたい!
だってこの薔薇はアンみたいだから。


在りし日のアンとツーショット


そう強く心が思ったので、薔薇の育て方を勉強しました。

既に元気だった時期は過ぎていた薔薇でしたが、
思い切って挿し木にしたのが今年4月半ば。

葉が付いているものがアンの供花の薔薇です。


薔薇の挿し木にする際、メネデールの代用としてハチミツ水を作り、
茎切り口の殺菌と栄養を与えてから挿し床に刺しました。

※メネデールは挿し木の活力剤に使われるものです。
ワタシは持ってないから自宅にあったハチミツを使いました。


挿し木したばかりの頃は、根が出てくるまで挿し床の土の保水を日々心掛けて、新しい葉が出てくるのを気長に待ち続けました。

薔薇の挿し木は素人には難しいとよく聞くので、
ダメでもともと~という気持ち半分でしたけれどねw

そして、今現在。

元気に育ってます。


めきめき育ち挿し木の時の鉢が狭くなったので、
10月17日 アンの大好きだった
ボルドー父さんの誕生日に鉢上げしました!

このまま元気に育って、アンのような可愛い花が咲いたら
また記したいと思います。


心や記憶が送ってくるメッセージには
つらくとも きちんと耳を傾けましょう。
聞き流してしまうと あとでもっと後悔するかもしれません

アーサ・ヒックマン


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