わが人生最悪の体調・病(1)

2020/08/19

2019年秋より不眠は増悪し、徹夜をしても薬を飲んでも眠れない日が増えてきた。
そして、2020年初頭よりついに私は寝たきりになった。世界はコロナウィルスで騒ぎ始めていたが、私は自分の身体がこれまで経験したことがないほどダメージを受けたのでどうでもよかった。当然、飲酒欲求は全く起きなかった。1回目の寛解期が夏だったため、半年断酒予定のところ、らくらく1年断酒ができた。なんの自慢にもならない。

1月から様々な病院で検査をしたが初夏まで原因不明、症状だけが悪くなっていった。

そして良い心臓血管外科につながり「冠攣縮性(かんれんしゅくせい)狭心症」「微小血管狭心症」と診断された。しかし、当初と変わらず血圧血糖、心電図異常なし、動脈硬化もなし、どこも検査結果悪くなかった。

ついに病気になってしまった。

主治医となった会川先生に、私の病気の原因は30代に毎日のようにワインを飲んだことが原因かと聞いたが分からないと言っていた。会川先生、今は少々高齢だがかつては敏腕心臓外科医だった。とても親身になってくれる先生で薬を色々調節し、少しずつすこしずつ回復していった。

先生に、お酒はやめた方がいいのかと聞くと「ジャンジャン飲んで」と言われた。とてもそんな気はもう起きないのだが。

そして、いよいよ、バイブルと言える減酒本と出合うことになる。


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