毎日空を撮り続けて20年あまり、大雪の手術の日も病室から
20年以上デジカメで撮り続け
2年半前福井県を襲った北陸豪雪の時は200キロ以上離れた富山県高岡市の病院に入院していました。手足にしびれなどがあり首を手術するためでした。2週間以上の入院が予想され個室を希望しました。それまで毎日空を撮り続けていて、入院中も続けたいと思ったからです。空の風景をツイッターにアップするため、外の景色が見えてパソコンが使える部屋を希望しました。
40歳になったころから空を見上げるのが好きになり、毎日空の写真を撮ってきました。以前住んでいた家の屋根に作った物干し場から、夕焼けのうろこ雲が空一面に広がったのを見て空をながめるようにな初めてデジカメを持ったころ毎日のように空を撮るようになりました。空を記録し続けてかれころ20年以上になります。空の表情は毎日違います。青い空に白い雲が浮かんだ風景が2000年から1年以上ホームページをつくり毎日のように朝の写真をアップしていました。出張や前日遅くなって2日分アップすることもありました。毎日アップすることは最初は楽しくて張り切って続けたのですがスマホがない時代、デジカメで撮りパソコンでアップしていくのはそれなりに負担で、2,3日やめたらそのまま停止してしまいました。
毎日のアップはやめましたが、空の写真は毎日撮り続けています。雲や夕日をテーマにしたホームページを作り続けてきました。雲を分類したページは人気で夏休みには、宿題で写真を使わせてほしいというメールがよくきました。仕事も忙しくなったことうやSNSが主流になってホームページも中断。それでも写真ずっと撮り続けました。
2014年からは毎日の空を紹介するツイッターを始めました。世の中には空好き、雲空きな人も多く、空の交流を楽しんでいます。特に虹や暈や幻日など大気光学現象と呼ばれる空に現れる光りの芸術を撮影できた日はうれしくなります。空のブログも作りました。
病室の窓からは連日大雪風景
2年半前、歩き方がスムーズでなくなったり、手がしびれたりして診察したら首を通る神経に問題があることがわかり、福井県の自宅から電車で2時間近くかかる富山県高岡市の専門病院で手術を受けることにしました。入院しても毎日空を撮り続けたいと考えました。できたらツイッターの配信も続けたいとも。
自由に写真を撮れるよう事前に個室を希望、入院時は福井県を中心に北陸が大豪雪になった年で、高岡市の積雪も80センチを越え除雪が行き届かない道を家族の運転でようやくたどり着きました。幸いなことに病院の外が見える部屋を選べました。
病室からは高岡の住宅の家並みが見えました。屋根は雪に覆われて真っ白です。灰色の冬の雲が広がっていました。手術の翌日もなんとかベッドから起き上がり撮影しました。
富山も福井も大雪が続いたのですが、時々冬の晴れ間が広がります。そんな時は明るい気分です。ちょっとした感染症で熱が出て退院が予定より長引き、雪がまた激しくなったときは大雪とともに病院に閉じ込められたような気がして暗い気分が続きました。
病室を出て歩き回れるようになると、西側の廊下の窓から高岡大仏の後ろ姿が小さく見えることをみつけました。たまに青空が広がる日はよく撮りに行きました。
ホームページをブログで復活
毎日の空写真は仕事に復帰しても撮り続けました。ことし退社して自宅にいることが多くなっても続けています。通勤中は車の窓を開けて撮ったり、会社の窓から外の写真を撮ったりすることが日常でした。
今は家の周りやベランダや時には散歩しながら空を撮っています。今年は空がより広く撮れるカメラ、Goproを家族からプレゼントされました。小さくて高機能なカメラは散歩のお供になっています。
かつて公開していた「雲の365日」というホームページを、毎日のブログに作り直して「雲と空の365日 空の記録」というタイトルで毎日公開しています。これからも毎日空を撮り続けていきます。
こんなブログやツイッターをやってます。気がむいたら覗いてみてください
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