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どう捉えるか、それだけで今見てる世界は大きく変わって見える。

2021/9/7 読書記録no.51「あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ」ひすいこたろう

Kindleで何を読もうか探しているときに、この本の可愛いイラストに惹かれて手に取りました。

私は私の人生をつまらない、なんて思っていないけど、(思いたくないなっていうのもありますが)それでも、思い通りに進まない物事に不安を覚えることが結構多いので、このタイトルを読んで、興味が湧きました。

今日は、この本についてまとめていきたいと思います。


本について。

仕事で成果が出ない、楽しみにしていたレストランが閉まっていた、恋人にふられた、
誕生日なのに誰からも誘われない、職場や学校に嫌いな人がいる、やる気が起きない……などなど、 人生には、面白くないことがたくさん起こります。でも、それって本当にどうにもならないことでしょうか? たしかに、起きてしまった「できごと」はもうどうにもなりません。
けれども、それをどう解釈するかで、感情はいくらでも変化します。
そう、解釈ひとつで、目の前の現実は、世界は素晴らしい場所になるのです。
この本は、こんな時はこう解釈するという「ものの見方」や、どこにフォーカスすると人生がもっと面白くなるか、 その視点の持ち方を、日常によくあるシーンに落とし込んで、70個ご用意しています。
この本を読み終わるころには、あなたは大空を舞う鳥のように、自由な視点から、
俯瞰して自分の人生を眺められるようになるでしょう。

世の中にある「不安」「モヤモヤ」「ちょっとした傷」そういうものにスポットを当てて、その悩みと向き合うためのヒントが書かれています。時には、ひすいさんの実体験を混ぜて、面白おかしく説明してくださるので、クスッと笑ってしまう箇所もいくつかありました。笑


印象的な言葉。

70個のヒントが書かれてありますが、それを全てここで紹介することはできないので、私が個人的にグサッと来たものだけ抜粋してまとめていきます。(いつものことで申し訳ないです。ほんの一部ですが、結構な量になりました。笑)

面白くもなんともない現実を、どう面白おかしく捉えるかは、あなたの「視点」にかかっています。問題が問題なのではなく、それをどう捉えるかが本当の問題です。
傷こそ美しい。傷は自分らしさ。と解釈し、その傷を誇りに思うことだってできる。
過去に自分はどうだったかではなく、未来、どうありたいかで生きよう。大切なのは、「これまで」ではなく、「これから」だ。
この世界に「いい天気」という定義はない。いい天気にするかどうかは、あなたが決めればいい
「諦める」のそもそもも意味は、「ものの道理をしっかり捉え、原因・結果を明らかにすること」つまり、諦めるとは、明らかに眺めることを言うのです。関係性というのは、私とあなたで作るもの。だから、まず自分が変われば、関係性は一瞬で変わる。
「晴れの日は葉が伸びる。雨の日は根が伸びる」うんざりすることが、あなたの根っこを大きく伸ばしてくれているのです。
行きたい道に天命があるのではなく、行った道に天命がある
成功の反対派、失敗ではない。失敗の先に成功がある。成功者とは、誰よりも失敗した人。失敗は「発見」、失敗は「発明」。さぁ、新しい服を着て、新しい靴を履いて、新しい失敗をしでかそう!
方法なんて分からなくても、今日できる一歩を踏み出せば、次の一歩が見えてくる。
経験のないことは、考えるのではなく、想像するといいとのこと。自分の願いが具体的に分かってなくても大丈夫。
幸せは、なるものではなく、気づくものです。私の仕事は、人を幸せにすることである。そう考えれば、発想が大きく広がるはずです。
人生には、2つの贅沢な時間があります。楽しんでいる時間か、学んでいる時間。辛いときほど、深く深く学んでいるのです。
未来は考えるものではなく、決めるもの。何が見たいのか、どう生きたいのか、それを決めてしまえばいい。


読み終わって。

ほんの少しだけ考え方を変えることで色んなことが見えてくるんだと。
今、目の前にある大切なことに改めて気付かせてくれる、素敵な本でした。

本を読んでいて、ひすいさんから沢山優しいエールを貰った気持ちになりました。その中でも特に応援されてるなと感じる文章があったので、ここにも書かせて頂きます。(結構長いです。笑)

東に行きたかったけど、西に行ってしまった君へ。西に行きたかったけど、東に行ってしまった君へ。僕は、そんなおっちょこちょいな君が大好きだ。大丈夫、ちゃんと最後には辿り着けるから。だって地球は丸いから。遠回りすればするほど、思い出が増えるだけ。だから、遠回りしたっていいんだ。ゆっくり歩いていけばいいんだ。いっぱい間違ったっていいんだ。右向け左になってもいいんだ。おいてけぼりだっていいんだ。うつ伏せになってもいいんだ。わんわん泣いてもいいんだ。いいんだよ。いいんだよ。それでいいんだよ。だって、そもそもこの宇宙には、いい・悪いはないんだから。全ての経験は、全部あって、全部いいんだ。だから、安心していってらっしゃい。

バカと天才は紙一重ってよく言いますが、私の場合、真面目と不真面目は紙一重だなって思います。ちゃんとするところはちゃんとするけど、ちゃんとしないところは、とことんちゃんとしない。私は、自分のことを「真面目」だとは思っていないけど、私の周りにいる人たちは私のことを「真面目」と言います。

だからこそ、日常生活を送る中で人の動きとか気持ちとか、そういうものに敏感になっちゃうことがあって、自分とは全く関係のないことにイライラしたり、モヤモヤを抱えたりすることが多いんですよね。

でも、この本を読んでいると、いつのまにか、無意識のうちに、私の心に積み重なったそういう“灰色のモノ”が、段々柔らかくなっていくような気がしました。

なんか、元気出ました。

自分の考え方次第で、見え方次第で、捉え方次第で、私が見ている世界は少しだけ色を帯びてくるんだなって思いました。

気にしすぎもダメだけど、気にしなさすぎもダメだと思います。だから、程よく距離感をとりながら、これからも日常を過ごしていきたいな。


おりょう☺︎

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