スクリーンショット_2019-08-05_15

日経トレンディベスト30全部わかりますか?

いきなりですが、皆様に質問です。

日経トレンディ2018のベスト30、すべてわかりますか?

企画畑で生きている私は、毎年このベスト30を見て、自分が時代の流れを正しく捉えているか確認しています。

こういった時代の流れやトレンドを理解しているかは、ビジネスにおける【良き企画マン】になるための要素として、非常に重要です。

そして消費者目線ではなく、生産者目線でこれらを確認することが重要なのです。

その理由を説明していきます。

誰のための仕事か

勘違いされている方が多い気がするので、まずはこちらから。

あなたが仕事で出したアウトプットを評価するのは誰でしょうか。

先輩?上司?評価会議?何かしらの表彰委員会?

すべて的外れです。答えは「ユーザ」つまり「社会」です。

社会があなたのアウトプットを受け入れるか。これが全てです。

「今の社会」からインプットを得ることが大事

社会へのアウトプットのために必要なのが「インプット」です。

インプットを「あなた」という変換装置を経て、アウトプットが出来上がるわけですね。

ということは、このインプットの質が悪くては、いいアウトプットになるわけがない。

では、インプットをどこから得ればいいか。

答えは「社会から」だと私は思います。

なぜなら、上でも述べたとおり、アウトプットは社会のためにあるべきだからです。

もし、中国の1000年前の当たり前を勉強しても、今の人に対してストライクなアウトプットは出せないでしょう。

今の社会のトレンドを捉える必要があるのです。

もちろん、歴史から学ぶことは無限にあります。モノゴトの原理原則は歴史や学問が教えてくれます。

でも、その原理原則を使って、どんなアウトプットを出すかは、今の社会を知ることから始まるのです。

虫の目、鳥の目、魚の目

さて、社会をどんな目線で見ると、最も良質なインプットが得られるか?

それが、虫の目、鳥の目、魚の目を持つことだと言われています。

イメージは下記の通り。

鳥の目:マクロ データ・構造把握

虫の目:ミクロ 現場・詳細事実

魚の目:トレンド 最新事例・技術

これらの視点で社会からインプットを得ることで、社会の流れにあったアウトプットを生み出すことができるでしょう。

・ユーザに会い(ミクロ)
・どんな時代のトレンドなのかを考察し(トレンド)
・様々なデータから社会がどうなっているのか(マクロ)

を日々考えてみてはいかがでしょうか?

消費者目線ではなく、生産者目線で捉える

最初に述べた、日経トレンディベスト30を見て、わからないものが1つでもあったなら、あなたは時代の流れが読めていないかもしれません。

もし知っていたとしても、生産者目線で考えたことはありますか?

へえ。これが流行ってるんだ。

ではなく

これが流行っている理由はなんだろう。

という見方に変えてみるということです。

どんな社会的な背景があって、なぜ流行っているのかの理由を考える。コレこそが、最も時代の流れを読み解くための、早道ではないでしょうか。

ほとんどのものに理由がある。

その理由を俯瞰して、捉えることができるか。日経トレンディはとてもいいお題になると思います。

私も毎年の考察を続けていこうと思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?