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お金の歴史④

こんにちは。

前回までは、日本における貨幣の誕生からその発展について、【お金の歴史①】【お金の歴史②】【お金の歴史③】として調べてきました。

今回は、明治時代以降のお金の歴史について紐解いていきたいと思います。

それまで鎖国してきた日本から、明治時代が始まり、海外との貿易も始まり、欧米を意識をロールモデルにした民間の銀行が各地に創立されてようになってきました。

なかでも当時の「国立銀行」はアメリカのナショナルバンクをモデルにし、紙幣発行権を保有していました。


当時勃発していた戦争の費用を賄うため、政府や国立銀行が発行する紙幣が発行が増え、、紙幣に対する価値下落が顕著化された時代でもありました。

当時は色んな機関が紙幣発行権を保有しており、お金の価値が不安定でした。

こうした動きの中、大蔵卿・松方正義は、1882年に日本銀行を創立。いわゆる日銀です。

日銀で、銀行券を発行して紙幣発行を一元的に行うことによって、お金の価値を安定させることを目指し、日本最初の日本銀行券が発行されました。

次第に国立銀行や政府発行の紙幣は利用を停止とし、紙幣は日本銀行券に統一されました。

明治期におけるお金の価値安定に対する動きによって、現在のお金の価値が出来上がってきたと言えるでしょう。

石川

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