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コロナ禍における米国の資産変動について

日本においては3月21日に緊急事態宣言が解除されて以来、日常を取り戻しつつもポストコロナ時代に対応するかたちで新しいライフスタイルが求められています。

コロナ禍によって、景気変動が大きくなり、企業としても本社機能縮小、都市化から地方への分散、事業売却等の動きが盛んに行われています。

同時に、楽天・日本郵政グループの業務提携、ヤフーとLINEの経営統合、電通の一部社員の個人事業主など、これからの時代を作るために新たな企業体制の抜本的な変革を起こしています。

日本という国内だけでみても変動は激しいが、それでは世界中を見渡してみるとどうだろうか。

今回は、コロナ禍のアメリカにおける、コロナの影響による資産の変動状況から学ぶ今後の社会について書いていきたいと思います。

資産家と失業者

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アメリカには657人のビリオネア(億万長者)がいる。
コロナ禍でその合計資産は44.6%増えたことが分かった。
一方、アメリカでは2020年3月から2021年2月までに約8000万人が失業している。
コロナ禍でアメリカの657人のビリオネアたちの合計資産は44.6% —— 金額にして1兆3000億ドル増えた。

2020年3月から2021年2月までに、アメリカでは約8000万人が失業した。2020年6月から11月の間に800万人近くが貧困に陥った。

コロナ禍にとって、アメリカの億万長者による資産額が44%増加し、反面、約8000万人の失業者が発生しています。

世の中の少数の資産家が社会全体の8割の富を持っていると聞いたことがあります。

これをパレートの法則(20:80の法則)と言います。

パレートの法則とは、「人口の二割を占める少数の資産家が社会全体の八割の富を占有し、残り二割の富を人口の八割を占める資産家以外の人で分け合う」という経験則から導きだされた法則です
出典元:パレートの法則をWebサイトで活用する方法とは?

これまでも多くの資産家が世の中の資産の大半を持っていましたが、今回のコロナ禍を機により、その格差がより広がりを見せていることの現れだと思います。

GAFAの躍進

アメリカで一番、世界で一番裕福なのは、アマゾンの創業者で資産1839億ドル(約200億円)のジェフ・ベゾス氏だ。
ブルームバーグ・ビリオネア指数(ほぼリアルタイムで更新されている)によると、パンデミックが始まって以来、アメリカのビリオネアの中で最も純資産が増えたのは、グーグルの共同創業者であるラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏だ。2020年3月24日から2021年3月24日までに、ペイジ氏の純資産は118億ドル増え、943億ドルになった。同じく、ブリン氏の純資産も114億ドル増えて、912億ドルになった。

アマゾン、グーグルの創業者が軒並み資産を増やしていることがわかります。

GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)という巨大IT企業は、コロナ禍に関係なく、DX(デジタルトランスフォーメーション)の先駆け企業として世界中を牽引しています。

コロナによっていずれ訪れる未来を前倒しが加速してたみることができます。

どのような状況下においても資産を増加させる企業がこれからの時代を牽引していく企業になっていくと思います。

おわりに

移り変わりが激しい世の中だからこそ、どのように生きていくかが一個人としてもより問われています。

世の中は刻々と変化し続けているからこそ、一個人としてより早く変革が求められている時代だと思います。

私自身もこれからの時代を勝ち残っていくためにも日々事業拡張に邁進していきます。


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