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偶然ラーメン屋で10年ぶりに同期の医師に遭遇した【前編】

昨日は年に1度、決算前という事で顧問税理士の元へメンバーと共にリアル訪問。
弊社は9月決算という事で見通しの確認&対策の打ち合わせ。
普段の担当者だけでなく、所長も参加してくださり様々な提案を受ける。
普段は月に1回のオンラインミーティングとは違い、経営指標だけでなく、今後の展開を見据えての悩みや疑問もぶつけていく。
全てが解決できたわけではないがやはりモヤモヤしている部分は自分がアウトプットすることで答えっぽいことに近づいていくね。

そんなイベントを終え、ランチをメンバーとすることに。
「去年このミーティングの際に行ったラーメン屋に立ち寄ろう」
私の提案で車を進めるメンバー。
しかし生憎の休み。
食べログを検索する。
近くに別の店を発見。
向かう。
まさかのまた休み。
うわーどうしよう。
食べログランキングのその下の店にしよう。
クチコミは…「結構いつ行っても空いている店」
まあ良い。
やっていれば良い。

店を発見。
何となく空いてそうな雰囲気を外観から感じる。
12時店内入店。
クチコミ通り、程よく空いている。
食券を買いテーブル席に座る。
私もメンバーもスマホの返信を行う。

「よー」

カウンターに座っていた男性が私に声をかけてきた。
一瞬、誰か分からなかったが3秒くらいし誰か思い出した。
大学時代のテニス部、その同期のメンバーだ。
彼と会うのは10年以上ぶりだろうか。
いや5年くらい前に駅でたまたますれ違ったことがあるな。

彼は医師、アメリカに留学しており、前回すれ違ったのはアメリカからの一時帰国のタイミングだった。

なんでこんな(失礼)ラーメン屋に?
話を聞くと、今はアメリカから帰国し、母校の大学で臨床をやりながら研究しているという。
週に何度か別の病院勤務もあるらしく、たまたま昨日がその日。
しかもこのラーメン屋は初めて入ったという。

物凄いタイミング。

彼とは大学時代、ものすごく仲が良かったということではない。
彼は天然かつイケメンかつ行動派。
理論的戦略的かつイケメン(?)かつ慎重派の私にとっては真逆の存在。

普段の話はあまり噛み合わない。
しかし、共通の目的の際は抜群のコンビであった。
そう、女の子との飲み会だ。
誰とも構わず正面突破していく彼に一歩後ろで提案をする私、営業で言うと、案件調達であるリード獲得は彼、そこから飲みに行こう、そこからどうしようという行動提案であるクロージングは私。
お互い得意分野が違うので彼と組むと抜群の確率だった。
#何の? #もう大人だし具体的には書けない #妄想して 

そんな彼も我々のテーブル席に移動しラーメンを食べながら真面目な話。
彼が留学をし、研究で成果を出し、順調にキャリアを積んでいることはなんとなく聞いていた。
10年後は大きな病院で教授になるんじゃないかな、と思っていた。

彼は言う。
「独立しようかなとも考えている」
えー君のような絵に描いたような順調なキャリアなのに?
「アメリカ行って思った、日本は何周も遅れている。組織にいては意思決定速度が遅い。自分で研究チームを持って外部にプレゼンし研究費を資金調達し行っていかなくては間に合わない。日本は50年くらいかけて作られたヒエラルキーの仕組みが強すぎて変化に対応できていない。」

最初はがむしゃらだった日本の先人たち、そこから安定供給するために効率化標準化の仕組みを構築、それがあまりに素晴らしすぎて壊せない、ということか?

明日へ続く。

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