見出し画像

経営セミナー受講記⑨-2~ボーリングは好きですか?~

私は学生時代からよくボーリングに行っていた。
大学の同級生で行ったり、初めましての異性の子との食事会の後に行ったり、とにかく週1回は行っていたんじゃないかと思う。

ボーリング行くと必ずチーム戦にしていた。
4人で行ったら2人対2人。
5人で行ったら2人対3人でハンデをつけて。
チーム戦にすることで非常に盛り上がる
負けたチームがジュースをご馳走する、ゲーム代を払う。
今思えば可愛らしい金額だね。
#このあたり表現が難しい 
#書いていい表現とダメな表現あるよね、少額でも 

また、チームでの勝負なのでストライクを出したときにはハイタッチはもちろんの事、ここ一番の勝負所でピンを倒したときのチームでの英雄感がハンパない。
同じチームに気になる女の子がいるとそれだけで頑張れちゃう、そんなモチベーション。

なんでそもそもボーリングにハマっていったのだろう。
ボーリングってよくよく考えて見るとルールが単純
ボールを転がす。
倒す。
たくさん倒した方が勝ち。
明朗である。
ダブルやターキーの計算が…という人もいるかもしれないが一瞬で分かる。

しかも、どれだけ勝っているか負けているか、が分かる
「ここでストライク出して、次9本以上で逆転」
という見通しが立てられる。
大抵相手チームの思わぬ子がストライクを出し、見通し変更にすぐなるけどね。

やっぱりボーリングって楽しいよね。

という話だけで終わらない。

今日のnoteは経営セミナー受講記。

「ボーリングがマネジメントの基本だ」
講師が言う。
「ボーリングの勝負が1ゲーム終わってからくじを引いて、一番大きい数字を引いた人が勝ち、というゲームならば盛り上がるか?
スコアが1ゲーム終わったら開示されるゲームならばどうだろう。
ストライクを取った、仲間がハイタッチしてくれない、寂しいだろう。
勝負に勝った、良かったねと拍手だけで盛り上がるだろうか?
これがマネジメントだ」

おお、なるほどね。
ボーリングが楽しいのはマネジメントの要素が詰まっているから。
①どうしたら勝ちか明瞭(ピンを倒した数が多い方が良い)
②成果が行動毎に数値化される(ボールを投げるたびに数字が入るよね)
③チーム内の雰囲気作り(メンバーとのハイタッチ)
④適度なインセンティブ(「適度な」がポイント、生活に大きく影響するようなインセンティブはチーム力を大きく下げることがある)

なるほどね、その通りだね。
「職員の不満なく、利用者さんも笑顔で、売上もあげていきましょう」
…複雑だね、このゲーム。

「今月の利用者数平均って何人?」
「まだ計算していないのでわかりませんが先月よりは少ない感じですかね」
数字がわからないとチーム作りにも影響が出る。

「今月目標達成したら皆でケーキを食べましょう!」
「皆で頑張ります!」
これたぶんいいね。

「今月は目標達成できたら各15万円ボーナス出します。でも達成出来なかったら10万来月の給与減らします。」
歯車が少しでも狂い始めると、罵り合いとか始まりそうだね。
保険会社とかだと良いかもしれないけど介護施設ではそぐわないかもね。

ボーリング、奥深いね。
同じようなスポーツだとゴルフもそうかもしれないね。
ルールが単純、すぐに数値化されるなんてところなんてまさしく!
だからハマるんだね、特に経営者。

ところでボーリングやゴルフって若い人たち減ってないかい?
ボーリングのマネジメントはしっくり来すぎた私だが、ちょっと古いのではと、ハッとしながらこの記事を書いています。
だから若者を接する機会を持ち、勉強させてもらう時間が大事なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?