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小学2年生になった息子のサッカーチームから学ぶチームマネジメント

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
昨日は息子のサッカーの試合。
初めての会場、前回の試合は炎天下で大変だったので日焼け止めや日傘を準備しないと…と万全の準備をして会場に着くと屋内開催でございました。
前の試合では相手コーチの熱心さもあり、一方的に点数を入れられる展開だったが今回の相手はちょうど良い相手。
前回の記事はこちら↓

点数を正確に数えていた訳ではないがこちらが2点入れると相手が1点返していく感じかな。
強すぎず弱すぎず、でも勝てる、みたいな。私はスポーツの指導をしたことが無いので、この相手が適切かどうかは分からないが親としては楽しい観戦となりました。

息子も2年生になったので先月とは違った雰囲気だった。

その違い① 試合会場の休憩中でもお菓子を食べるのが禁止 
1年生までは休憩の合間にお菓子を食べに来ていたなあ、他のお母さんからもお菓子をもらっていて、こちらも他の子のお菓子も用意していかねばならず、この制度どうにかしてほしいと思っていたのでありがたい。どうやらこのクラブでは2年生からは禁止するという伝統的なルールらしい。

その違い②レベル分けでの試合 
スタメンが5人、キーパー1人で試合をする。
両チームとも15,6人づつメンバーがいるのかな?
今までの試合はコーチがじゃんけんや親への忖度を駆使し誰が試合に出るか決めていたっぽいが今回からは実力主義になったと感じた。
最初に出てきた5人、交代した5人、最後に出てきた5人、相手もこちらも実力差が素人の私でも分かる。

その違い③試合終了後、応援席に向かって並び「ありがとうございました」と言う。
あーなんか今まで物足りなかったのはこれか、これがあるだけで「よく頑張ったねー」という気持ちが倍以上になるね。

なるほどね、なんで息子のサッカーチームの雰囲気が先月と今月とで劇的に違うかを改めてまとめてみるとこういう事かな。
①やってはいけないことの明示
②評価の見える化
③促進したい行動の実践
 

「現場の改革ってなかなか時間がかかりますよ、一筋縄にはいかないですからね」
よく私も介護施設での改善時、聞いてきた話だし言ってきた話である。
問題や課題が山積しているのでアクションプランが多くなったり、その職場のパワーバランスやキャラクターに配慮した取り組みになったりすることで時間がかかったりすると思う。

息子サッカーチームのこの1ヶ月の変化を介護施設バージョンで読み替えて見ると、
①やってはいけない行動を明示する(ex:同僚および利用者様の悪口を言わない。業務中のお菓子禁止。)
②目標を見える化し現在値との差を明確にする(ex:今月の入居者〇名目標 現在〇名 目標差-2名)
③浸透していきたい行動を明確にし実施していく(ex:同僚への依頼は「〇〇さん」、と呼んでから依頼する。交代勤務時は利用者様全員に挨拶してから業務に入る。)

①③に関しては、トップダウンで決めてしまうよりもチームでブレストしてから取り組むとより良いですね!
うんうん、今まで感覚で行っていたことがまとまってきた感じがする。

「物事にはセオリーがあり、そのセオリーをアレンジすればどのような業態でも汎用性があるよ」
介護施設支援しか経験のない独立仕立ての私に対して先輩経営者がかけて下さった言葉。どこでも学ぶことが出来て幸せな日曜日でした。

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