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支配されているものから心を解放しよう

日々の暮らしで誰かの行為に腹が立ったり、不満を感じたりすることがある。いくら寛大にしていようと心掛けていても、人間なのだから、腹が立つのは仕方がないこと。

腹が立つのも一度きりならどうってことなく、その場で「こいつはどうしようもないやつだ」と思って済むのだけれど、その相手がいつも顔を合わせる同僚だったりすると、毎日「なんだこいつ」が募ることになる。

「なんだこいつ」が募ると、朝から晩まで「あいつはなんなんだ」という気持ちが自分の中に充満してくることがある。

こうなってくると、ヤバい。

自分の心の中にはいつも「あいつ」の姿が見え隠れして、そのたびに「あいつあのときあんなこといいやがった」と、イライラした思い出、イヤな気持ちがフラッシュバックする。

こんなにいつも「あいつ」を抱えて苦しんでいるの、これはまるで恋焦がれる気持ちに似ている?そんなわけないだろ。

これは恋ではない。嫌な「あいつ」に支配されているのだ。あいつに心が支配されているから、いつもあいつの嫌なところを思い出しては気分が悪くなる。時間とエネルギーの無駄でしかない。

嫌なあいつを忘れるには、仕事でも遊びでもいいから、とにかく気持ちを何か別のものに集中させるしかない。あいつが現れるのはたいていきまってヒマな時、心の隙間に忍び込んでくるのだから。


お読みいただきありがとうございます、何かに腹が立って仕方がないときは一歩下がって自分の心の状態を観察してみましょう。

独立未満の中小企業診断士 (hiro) でした。じゃまた!

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