国内需要調査の簡易方法 e-Stat活用
最近需要調査に役に立つオープンデータのe-Statについて学んだので共有します。ここまでの調査データがあるのに活用しないのは勿体ないと感じました。家計の消費支出から需要の把握も可能かと思います。その支出項目一覧を示します(本記事最下部)。またその他確認できた実施可能項目は下記。
・e-Statでできること(一部抜粋)
①支出の推移グラフ作成(下記手順参考(所要時間:数分程))
②統計API(Python、Rなど)
③ファイル出力(xml、json、csvなど)
・e-Statの注意点(一部抜粋)
①支出はお金を支払ったタイミング(光熱費など翌月支払い等)
②年次推移利用時は分類、計算、補正等の方法の改定タイミング要確認
③データの取扱いには都市の年齢人口分布等の特徴も含むため要確認
・e-Statで家計の消費支出のグラフ化手順例
1. e-Statで検索しアクセス(リンク:政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp))
2. 下図の手順を参考(矢印箇所をクリック)
3. 引き続き下図の手順を参考(矢印箇所をクリック)
※以降の手順で図中の文字が見づらい設定内容を念のため示します
グラフの設定内容
・表示項目選択
用途分類:一般外食、地域区分:東京都区内、名古屋市、大阪市
時間軸:2022/11~2023/11
・レイアウト設定
行:地域区分、用途分類
列:時間軸(月次)
・グラフ表示設定
グラフの種類:折れ線
4.グラフを確認
下図例:日本3大都市の一般外食の支出推移(2022/11~2023/11)
注)データの背景である年齢人口分布など詳細分析は未実施
・参考)その他のより詳細な情報のグラフ化例
日本3大都市の一般外食 飲酒代の支出推移(2022/11~2023/11)
(※手順5のページで品目分類を選択し飲酒代を設定)
注:データの背景である年齢人口分布など詳細分析は未実施
・表 家計の用途分類の消費支出一覧(一部抜粋)
注:手順5で品目分類を選択すると更に細かく見れます
(その細かく見た例は上記グラフ参考:日本3大都市の一般外食 飲酒代の支出の推移)
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