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アルバムレビュー

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#アルバムレビュー

Swim Deep 『There's A Big Star Outside』(2024)

7/10 ★★★★★★★☆☆☆ バーミンガムのインディポップバンド、5年ぶりとなる4thアルバム。…

Kt.Fmk
1日前
7

DIIV 『Frog In Boiling Water』(2024)

8/10 ★★★★★★★★☆☆ 実に5年ぶりの4thアルバム。このバンドの、そしてシューゲイザーと…

Kt.Fmk
7日前
8

Kings Of Leon 『Can We Please Have Fun』(2024)

4/10 ★★★★☆☆☆☆☆☆ 全体的には前々作『Walls』(2016)、前作『When You See Yourself』…

Kt.Fmk
11日前
8

Loyle Carner 『hugo: reimagined (live from The Royal Albert Hall)』(2024)

10/10 ★★★★★★★★★★ 2022年の3rdフル『hugo』は、kwes.とのタッグを軸に、サウスロン…

Kt.Fmk
2週間前
15

Wojtek The Bear 『Shaking Hands With The NME』(2024)

7/10 ★★★★★★★☆☆☆ 2016年に結成されたグラスゴーのソフトポップバンド、3枚目のアル…

Kt.Fmk
3週間前
5

One Step Closer 『All You Embrace』(2024)

8/10 ★★★★★★★★☆☆ やっとリリースされたセカンドアルバム。メロディックハードコア、…

Kt.Fmk
4週間前
6

Jordan Rakei 『The Loop』(2024)

8/10 ★★★★★★★★☆☆ これまでの彼の作品には、直接的な気持ちよさの前に一枚カーテン/フィルターがかけられているような、頭でっかちで今一つ肉体性に訴えてこない感覚があった。特に前作『What We Call Life』(2021)はそれが強く、細かいシンセを積み重ねたサウンドは技巧的ではあったが、せっかくのスムースなボーカルが阻害されているような感じがあった。何が彼の良さなんだっけ。よく分からなくなっていた。 本作は、そんなモヤモヤが一掃された作品になっている。明ら

Adrianne Lenker 『Bright Future』(2024)

8/10 ★★★★★★★★☆☆ またしても完璧な作品。2020年のソロ『songs』『instrumentals』…

Kt.Fmk
2か月前
18

MGMT 『Loss Of Life』 (2024)

6/10 ★★★★★★☆☆☆☆ 5th。普通なら使わない変なエフェクトや脈略のない音や奇抜なミッ…

Kt.Fmk
3か月前
14

Real Estate 『Daniel』 (2024)

9/10 ★★★★★★★★★☆ 春の風は迎える者への駆け足ではないし、拒む者への面当てでもな…

Kt.Fmk
3か月前
12

The Pineapple Thief 『It Leads To This』 (2024)

7/10 ★★★★★★★☆☆☆ Porcupine Treeと並びイギリスのネオ・プログレッシヴロックを20…

Kt.Fmk
4か月前
9

Bill Ryder-Jones 『Iechyd Da』(2024)

6/10 ★★★★★★☆☆☆☆ Pavement的というよりはGorkey’s的なスラッカーロックの捻りの中…

Kt.Fmk
5か月前
13

Leave Yourself Alone 『Leave Yourself Alone』(2023)

10/10 ★★★★★★★★★★ 何しろ情報がない。一番情報が載っているのがBandcampだが、それ…

Kt.Fmk
6か月前
16

Fiddlehead 『Between The Richness』 (2021)

7/10 ★★★★★★★☆☆☆ 米マサチューセッツのハードコアバンドHave Heart解散後、ボーカルのPatrick Flynnらが英サフォークのオルタナバンドBasementのギタリストと結成したバンド。2018年のデビュー作に続く2作目。Drug Churchと対バンをしたり、Turnstile・Snail Mailと3バンドでツアーを展開したりもしている。 爽快感のあるエモ・オルタナ・ハードコア。そのちょうど合間を絶妙に駆け抜ける。ボーカルはガナりも入れながら、