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ネガティブは悪なんかじゃない。沈む日は堕ちるところまで堕ちてしまおう

もうすぐ終わる、自宅待機。

張り合い、モチベーションのない毎日。
それでもなんとか自分なりに楽しもう、有意義にせねば、人間的な生活をせねば、どこか気持ち的に無理をしてたところがあったかもしれない。

落ち込んでなんて、とことんだらしなくなんてなってやるものか。

気付かない間に思っていた気がする。

そんな私は一昨日の夜、急にものすごくネガティブになった。

親が出かけていて、久々に一日中家に1人だからというのもあったかもしれない。

あんまり考えないようにしていた心配事。
上手くいくかわからない、先行きの見えない現状。

ただ流れていくSNSのストーリー、投稿。
いつもは娯楽として見てたのに、何だかすごく疲れてる。

コロナのせいで、今はそういう人が多いかもしれない。

これが自粛疲れなのかもしれない。

花火大会も、夏フェスも無くなり、旅行の予定もなかなか立てられない。
友達との約束もまだしていいのかわからない微妙な時期。

人間って、やっぱり目先の楽しみをモチベーションに日々生きてるのかもしれない。
それが何も無いと、閉じ込められてるような気分になる。


最近はちゃんと自己肯定できるようになってきてた。私はよくやってる。そう思い続けなければ、と思っていたかもしれない。

それなのに、急に現状や自分自身、何もかもが上手くいっていない気がして、ずっとここ何年も自分が停滞している気がして、情けなくなった。

あー、始まったなと思った。
ネガティブになり始めたから。

何年も前に引きこもってた時のように、ネガティブな思考が止まらない。
最近は生理前のPMSも薬を飲んで改善してたのに。
これはきっと女性ホルモンとはなんの関係もないただの病みだ。

もうどうせならとことん病んでしまおうと思った。

既に頭の中に響く自分の声が止まらなかった。

どうせ自分なんか、上手くいかない。
どうせ、どうせ。

呪いみたいな気持ちが止まらなかった。


明け方、そう思い続けながらぐしゃぐしゃな状態で寝た。

起きてからも気が重くて、SNSも見たくなくて、これでもかというくらいリビングでだらしなく過ごした。
誰にも会いたくないし話したくない。

堕ちるところまで堕ちた。

ここ最近、ずっとそうなりたくないと思って頑張ってたような気がする。


でもふしぎなもので、一旦堕ちるところまで堕ちればそのうち浮上する。
反動で浮上する。

溜まっていたストレスを、とことんネガティブになることで解消できる。

だから私は、ポジティブ人間が苦手。

とにかくいつもポジティブでいよう!って、私にとっては暴力と変わんない。

この世は明るいことばかりじゃないし、人間ずっとポジティブではいられないと思うし。

そんなのはきっと暗い部分を見てみぬふりしてるだけ。

できる人はできるのかもしれない。
でも無理して気を紛らわしても、益々疲れるだけ。いつか限界が来ると思う。

だからネガティブになるのは悪なんかじゃないよ。 

でも、ネガティブになるのが怖いのはわかる。
私も、せっかく最近良い状態なのにそれを壊すのがきっと怖かったんだ。
だから知らず知らず維持するように頑張っていた。

それでも実際のところ私は、落ち込んだ後
心配事もなるようになるか、と思えてきたし、
現状を変えるために行動しようと前向きに思えてきた。
 

ネガティブを超えた先に、本当のポジティブがあるのかもしれない。
ネガティブにならないようにするのは、ある意味逃げだ。

自分の暗い部分から逃げている。暗い部分も含めて、自分だから。

鬱憤が溜まってネガティブになりだしたら、無理して気を紛らわさないで、逃げずにとことん落ちてしまおうと思う。

自分のネガティブと向き合って、きっとまた元の場所に戻ってこれるから。


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