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無理を強いられる状況からは、本気で逃げなければいけない

これはもう、「逃げた方がいい」ではなく、「逃げなければいけない」のだ!

なぜなら、自分をじわじわ苦しめる状況に飲み込まれると麻痺してしまうからだ。

ドラマなどで、苦手を克服して、数多くの苦難を乗り越えて、というサクセスストーリーを見かける。

それらは、半分正解で、半分間違いだ。

たとえば、得意な仕事で才能を発揮しているときは、少しの努力で上手く物事を進められる。

だから「数々の苦難=次々に巻き起こるアクシデント」だどすれば、そんなバグを連発させるようなへまもしない。

仮に主人公がなにかトラブっても、観客が見ているほど彼(彼女)にとってはインパクトがない。

逆に自分に適さない分野で物事を進めようとすると、ちょっとしたことでも大事(おおごと)に感じるので、毎日が苦難の連続だ。

努力に対して得られる成果がとんでもなく少ない。

さらに、人間の精神は思ったよりも繊細にできていて、

自分の不得意なことを、

気持ちにウソをついてまで続けられるようにはできていない。

短期的に自分を騙せても、どこかで必ず無理がたたる。

ドラマや映画はあくまでも、観客の興味を引くために構成されたフィクションである。

なにかがおかしいと違和感を感じたり、

身に余るプレッシャーが掛かる状況からは、

本気で逃げなければいけないのだ。

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