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英語を学ぶとこんなに得する

ネイティブスピーカーと日常会話ができるようになることを目指してワーホリに行った私ですが、

結果的に、英語にはそれ以上のメリットがあることを知ることができました。


自分でも、

「なんで今まで気づかなかったんだろう?」

ってぐらいに良いことがたくさんあったので、ここで共有できたらなって思います。


※だからといって「みんな英語を勉強しようぜ!」とか言うつもりは全くありません(笑)


得られる情報が増える

オーストラリアで生活している時に、おすすめのシャンプーやコスメについて「日本語」でググったことがあったのですが、

欲しい情報についての記事が全然出て来なかったんですよね。


検索上部に出てくる記事なのに、何年も前のものが多かったり、そもそも欲しい情報が載っていなかったり・・・

日本の商品をググったときとは比べものにならないような検索結果でした。



でも考えてみると、それらの記事を書いている人って、

①オーストラリアに滞在したことがある人(または今も住んでいる人)で

②日本人で

③記事を投稿している人

なので、そもそも母数が少ないんですよね。


いくら日本人でオーストラリアに行く人が多いといっても、さすがに日本在住の日本人よりは圧倒的に少なく、

その全員が記事をアップしているわけではないですし、

私が欲しい情報について書いているとは限らないですからね。


その後改めて英語で検索し直してみたのですが、まぁたくさんの最新情報が出てくる出てくる・・・(笑)



普段当たり前のように日本語でググっていましたが、日本語で得られた情報って日本人が日本人向けに書いたものが多く、

すごく限られた世界だったんだなって気が付きました



例えば、コロナ対策で台湾やオーストラリア政府の施策が割と優秀だったものの、日本ではあまり取り上げられていませんでしたし、

普段日本語で知り得ている情報は、日本人が興味ありそうなネタだけを意図的に選別されたものであって、

世の中にはそれ以外の情報もある、ということを意識することも大事だったりするんじゃないかなって思いました。



日本に住んでいると日常的に英語の記事を読む必要性ってあまりないかもしれませんが、

知りたい情報がなかなか出てこない場合に「英語で検索する」という手段が使えるかもしれません。


そのとき例え英語が得意でなくても、検索キーワードとどの記事がそれっぽいかさえわかれば、

あとは記事の本文を翻訳機能にぶちこんじゃえば大体理解できますからね(笑)


英語を使うだけで、情報入手の幅は大いに広がると思います。



英語圏じゃない国の人ともコミュニケーションが取れる

これについては「当たり前じゃないか」って思われそうですが、

恥ずかしながら私はオーストラリアに行くまで、英語圏以外の人と英語で会話することを意識したことがありませんでした。。(笑)

(いかに今まで英語圏の人と会話することしか考えてなかったかってことですよね!恥ずかしっ)



ワーホリに行ってまず最初に語学学校に通ったのですが、そこで英語が母国語じゃない色んな国の人たちと出会いました。


そして授業や日常的な会話を通して、

英語以外に伝える手段がない歯がゆさ

と同時に、

英語を使えば、異なる文化の人たちとも意思疎通できる喜び

を実感しました。



例えば、休み時間にスペイン語で会話しているクラスメイトたちがいて、当然何を話しているのか全くわからなかったのですが、

その子たちが私に英語で訳してくれた瞬間、会話の内容を理解できたことがありました。


そのときの感動といったら・・・


数学の解けなかった問題で、公式を教えてもらって解けた瞬間のような、

「ほらアレなんて名前だっけ?」と、単語をド忘れした人から立て続けにヒントを与えられ、相手の言いたかった単語が突然頭にひらめいたときのような・・・


うまく言い表すことができないのですが、とにかく英語がまるで魔法のように感じましたし、

「あぁ!なるほど、そう言っていたのか!」と、アハ体験のような衝撃が走りました。

(例えが下手で申し訳ない笑)



日本の学校では基本的に英語を日本語で教わるため、そもそも何を言ってるのか理解できなくて困る状況が存在しないんですよね。

わからなくても大体教科書に載ってますし、参考書なら答えが付いてますし(笑)


そのため、「英語がわからないと全く何も理解できない」という恐怖感に遭遇したのも、

「英語を使えば相手の言っていることを理解できる」という感動を抱いたのも、語学学校での経験が初めてでした。


このとき、

英語は単なる言語の一種ではなく、コミュニケーションツールなんだな

ということを実感しました。



英語を媒介にして外国語を学べる

語学学校を終えてから経験したファームジョブ(田舎での一次産業の仕事)やシティジョブ(街中での仕事)では、

アジア人と仲良くなる機会が多く、特に韓国人や台湾人の友達がたくさんできました。


このとき、韓国語や中国語が全くわからない私と、日本語がほぼわからない彼ら彼女たちであっても、

英語を媒介にすることで、私は韓国語や中国語をネイティブから教わることができましたし

私も英語を使って彼ら彼女らに日本語を教えることができました。



日本の本屋さんにもたくさんの外国語教材がありますが、

その内容が果たして本当にその国のネイティブが使う文法やフレーズなのか、疑問を抱くのは私だけではないはずです。


実際、オーストラリアの本屋さんで日本語を学ぶ教材を読んでみたのですが、「こんな表現使ったことねえ〜」って不自然なフレーズが多かったですし、

日本語を学んでいた外国人の使う日本語にも、少し変な表現が使われていることもある気がします。



しかし、英語を使って外国語を学べば、その言語のネイティブから実際によく使う単語やフレーズを直接教わることができるので、本当に使える外国語を学べるわけです。

しかも、発音レッスンまで付いてきます。


まぁ、教わる言葉がスラングや若者言葉の場合もありますし、それが正式な単語、フレーズである保証はない、というリスクもありますが。。

そしてたまに騙されて嘘を教わるパターンもあります(笑)



もちろん、日本語が得意なその国の人たちに教わることも可能だとは思いますが、絶対数として日本語を使いこなせる人より英語を話せる人の方が多いと思いますし、

何より、「本当にその単語って日本語だと○○なの??」って相手の日本語理解レベルを疑わなくて済みます(笑)

(このことは英語の場合でも言えそうですが、英語ならお互いに母国語じゃないって点で歩み寄るのでフェアかなと)



私はオーストラリアに行ったことで、やたらと便利な韓国語や中国語を身につけることができました。


そのおかげで、新しく別の韓国人や台湾人、中国人と知り合ったときに、その国の言語で挨拶したり単語を披露することができるので、すごく仲良くなりやすかった気がします。


外国人が日本語で話しかけてくれたときに一気に親近感が湧く、あの現象です。

学んでおいて損はないかなって思います。



字幕と違う微妙なニュアンスを感じられる

私は洋画を観る際は吹き替え版ではなく字幕版を観るタイプなのですが、

オーストラリアに行く前は、ほぼすべてのセリフを字幕を読んで理解していました。


しかし、英語が聴けるようになってからNetflixなどで字幕付きの洋画を観ていると、ちょいちょい字幕の内容に違和感を抱くようになりました。



恐らく話すスピードに合わせて字幕を表示しなければならないために日本語の文字数を制限しているからだと思うのですが、

「それにしても要約しすぎではないか」と思うことがたまにあります。


また、日本文化との違いによる言い換えもあるため、「意訳しすぎちゃうか?」ってなることもあります。



そういった場合は、映画で出演者たちが実際に発している英語を聞きながら字幕を読むことで、よりオリジナルに近い理解ができるようになりました。

(まだ日本語字幕なしでセリフを全部理解できるほどの英語レベルはない)



例えば、日本語字幕では一律に「すごい」って表記をされていても、実際のセリフでは、

「awesome!」「amazing!」「Oh, my god!」

など、様々な表現をしていることがあります。


それぞれの単語を「すごい」以外の言葉で日本語に訳せと言われてしまったら私も困るのですが、

それでも日本語の「すごい」とはなんとなくニュアンスが違うよな、という感覚を抱きます。


英語と日本語の言葉は1対1のイコールでは訳せないので、そういった差異は仕方がないことかもしれませんが、

できれば脚本家が選んだ言葉の表現で、作品を楽しめるようになりたいなと思いました。



まとめ

例えば人類がもの凄く発達し、お互いにテレパシーでやり取りができるようになったりだとか、

ジェスチャーの精度が上がりまくり、もはや言葉なんて必要ない状況になったりだとか、

そういった現象が起こっちゃえば、ぶっちゃけ英語なんて必要ないです。

(そうなったらそもそも言語すら必要なくなりますからね笑)


しかし、現時点ではそんなぶっ飛んだ世界など存在せず、他国の人とコミュニケ―ションを取る手段としては、未だに英語が最も有力な手段です。



まぁ正直、そのうち同じ言語の人と話しているのと変わらないくらいの感覚で話せるようになる、超正確で超スピーディー対応の高性能AIとか出てくるんじゃないかなって思いますが、

現段階ではまだそこまでのレベルのものはないので(以前画期的な通訳機を見たことありますが、まだまだタイムラグとか多い印象です)、

そんなAIの登場を待つよりは、自分で英語を使えるようになった方が早いかなって思います。



私はオーストラリアで英語が使えないと生きていけない生活を通して、

「英語」という世界共通言語の力を思い知ることができました。


日本で生活していると、意識的に機会を設けない限り英語なんて使いませんし、英語が全員が全員の生活に必要だとは思いません。


しかし、少なくとも英語は学んで損はない、自分の可能性を広げる扉のひとつにはなるんじゃないかなって思います。



※偉そうに語ってますが、私の英語レベルはまだまだです(笑)


ではでは。



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