見出し画像

「抽象的なことを具体化する力。具体的なことを抽象化する力。」

ご覧いただきありがとうございます!

吹田市でフリースクールと放課後学習スペースを運営しています、NPO法人トイロです!

トイロでは、「学び直し」というものを重視して学習を進めています。

これは、教師時代に、特別支援学級での国語の授業を、習熟度別で実施していた経験から得た実践です。

当時は、毎時間、4種類のレベルのプリントを用意して、子どもたちが選んで学習していました。

それは、400~600字程度の文章を読んで、指定の文字数で要約する。

そして、「勇気を出す」などのワードを具体例で周りに説明するなどを授業の初めにやっていました。

その結果、抽出の国語を担当していた生徒全員が、全体平均の変動と比較して、他教科のテストが10点以上上がるという事がありました。

全員が同じ原因ではありませんが、「問題文で問われていることが理解できていない。」がほとんどで、問題文を理解できるようになったからです。

今までは漢字や、音読ばかりを抽出の国語でやっていたそうで、「文章を読み込む」「言葉を理解する」授業をほとんど受けていなかったのです。

これではいけないと、「文章を読み、書いていることを周りにわかりやすく説明する。」時間と、「具体化、抽象化をする。」時間を毎回作るようにしたのが、他の教科の学力を上げることにつながりました。

これと同じことを、放課後の学習の時間に実践しています。

読解力がついてから、各教科の学び直しをやっていきます。

すると、子ども達の多くは、解けなかった問題が解けるようになり、質問の回数が減ってきました。

内容がわからないのではなく、何を問われているのかがわからない。

そして、語彙力がない。

これが、学習の弊害になっていることがあります。

言葉が理解できていないのに、知識を詰め込んでも、それを言語化することはできません。


読解力。この部分をいかに高めていくかを学校では早急に考えていく必要があります。

大阪市の教育が、読解力向上のための取り組みを始めるようですが、どう効果を発揮していくのか注目したいです。

成功例として広まって欲しいなと思います!



🍀放課後学習スペースTOIRO🍀

吹田市初!

【ボードゲーム✖️学び直し】ができる塾

コミュニケーション能力、トリプルシンキング、アート思考、アンガーマネジメント、ビジョントレーニング。

様々な要素が詰まったボードゲームを、教育に取り入れました!

そして、【基礎学力の定着】を実現するための学び直し。

「わかるから楽しい」「楽しいからやる気がでる」「やる気が出るから続く」という流れをデザインしていきます!

教育の基本は、楽しみながら学ぶです。

TOIROでは、それを実現できます。

ボードゲームの持つ力を、体験しに来ませんか?

まもなく始動します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?