同じ状況にならないと寄り添えないの?
美容に関わり7年目のエステティシャンとして
肌荒れの経験がないことに感謝してきました。
美容の専門家としてマイナスポイントは
様々な製品を試しても
「塗った瞬間からハリを感じる」
「洗い流したら明るくなった」
といった感覚を敏感に感じ取れない私は
美容を担当する上での課題でありました。
しかし、それはある日突然訪れました。
目の縁にかゆみを感じ
同時期にスキンケアを変更したところ
肌の調子が急激に悪化し
両目が腫れ上がり
夜中には痒くて保冷剤で冷やしたりと
睡眠不足に陥りました。
皮膚科や眼科を受診し
ステロイドを処方され
使用を中止すると再び痒みや赤み、腫れが現れ
これまで愛用していたアイシャドウが使用できなくなり
アイシャドウを探す日々が続いています。
この状態は既に3ヶ月が経過し、改善の兆しが見えていません。
しかし、こうした経験を通じて
初めて新しい化粧品を試すことに抵抗を感じる方や
時折ヒリヒリや痒みを感じてしまう
いわゆる敏感肌の人々の気持ちに
本当の意味で共感できるようになりました。
「敏感肌でしたらこれを使えば大丈夫ですよ」
失礼ながらその程度に考えていた自分が反省されます。
結局、同じ状況にならないと
その重さや悲しみを理解することが困難な自分に対して
やりきれない気持ちが湧いています。
エステに限らず
人と向き合い、寄り添うことはできても
その先の理解が難しく
現実に無力感に襲われるのだろうか?
これは課題の分離で考えても良いのかな?
文章を書きながらそんな思いに至った。
それでも精一杯寄り添い
私の言葉で救われる人がいれば
それで良いのではないかと感じます。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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