見出し画像

ムシアラに続け!次なるばいやんのスター候補生は誰だ!?

—— 以下、翻訳 (記事全文)


ミュンヘンのジャマル・ムシアラがRBライプツィヒのナーゲルスマン監督を驚嘆させたことで、FCバイエルンの他の若手選手たちも脚光を浴びることになるかもしれない。ドイツ『SPORT1』が、バイエルンのメガタレントたちを紹介する。

画像1

🇩🇪ブライト・アレイ=ムビ (17歳 / DF)

先日のアトレティコ・マドリード戦(1-1)で、ムシアラに加え、もう1人のサプライズとしてスタメン出場したのが、アレイ=ムビだ。ドイツ3部リーグのアマチュアチームで今シーズン4試合に出場した彼は、17歳250日でチャンピオンズリーグデビューを果たしたことで、ムシアラの記録を更新し、バイエルンのクラブ最年少出場選手となった。

この試合、彼は普段プレーしているセンターバックではなく、5枚のバックラインのうち左ウイングバックを務めた。昨夏にブルーズ(チェルシーの愛称)からやってきたムシアラ同様、このティーネイジャーは、スピードに優れた「フィジカルの強い選手だ」とフリック監督は語る。

ヨシュア・キミッヒは最近、欧州で最も才能豊かなセンターバックの一人について、「ブライトはすでに野獣のようだ」と評している。彼はカメルーン人の両親のもと、ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州カールストで生を受けた。

画像2

🇺🇸クリス・リチャーズ (20歳 / DF)

ダラスアカデミーで鍛えられたリチャーズは、2019年1月からアメリカU-19代表に欠かせない存在となっている。 トップチームでも出場機会を得るようになってきたこのアメリカ人は、最近ではアトレティコ戦でブナ・サールに代わり途中出場している。同じく彼はRBライプツィヒ戦にも出場した。

2018年7月からバイエルンとアメリカ代表でプレーするリチャーズは、188cmの長身でヘディングにも強みがあり、柔軟性を持ち、本職のセンターバックのほかサイドでのプレーも可能だ。今シーズンすでに5試合に出場し、そのうち2試合にスタメン出場している。4-3で勝利したヘルタBSC戦ではアシストを記録し、3-1で勝利してザルツブルク戦では4バックの左サイドでプレーした。

屈強さという点において、かつてバスケットボールの有望選手だった彼は、まだ大いに成長の余地がある。とはいえ、信頼できるディフェンスのバックアップ選手として、すでに彼は自身の価値を証明している。

画像3

🇩🇪トルベン・ライン (17歳 / MF)

バイエルンU-19のキャプテンを務めるラインは、3部リーグに所属するバイエルンIIですでに1試合に出場している。ベルリン出身で、2017年にヘルタからミュンヘンへと移籍した彼は、卓越したテクニックを持つ古典的なゲームメーカーであり、広い視野を持っている。

身長173cmと体格的に不利な場面もあるが、ラインは大抵、サッカーの技術でそれを補っている。

「ボールを持てば打開策を見つけ出す」と語る両利きの演出家であり、ドイツの年間優秀若手賞『フリッツ=ヴァルター・メダル』2020年の銀メダル受賞者の彼は、U-15以降のドイツのあらゆる世代代表チームを経験し、キャプテンの腕章を着用することも多々あった。

画像4

🇩🇪アンゲロ・シュティラー (19歳 / MF)

ミュンヘン出身で、9歳でFCバイエルンに加入した彼は、今年頭から3部リーグの守備的MFとしてその頭脳とリーダーシップを発揮している。すでにDFBカップ1回戦の1.FCデューレン戦でプロの空気を十二分に味わったシュティラーは、次はマドリードでチャンピオンズリーグデビューを果たした。

試合終盤には、シャビ・アロンソやトニ・クロースに憧れる19歳が、中盤で落ち着いてボールを散らす姿が印象的だった。「彼は試合に入ると、とてもいい仕事ぶりを見せた」と、フリック監督は彼を賞賛した。

シュティラーはまもなくドイツ最高峰のリーグレベルでのコンスタントな出場機会を得られるかもしれない。『SPORT1』の得た情報によると、シュティラーは来夏、かつての恩師セバスチャン・ヘーネスが指揮するTSGホッフェンハイムへの移籍が決定的との見方もある。かつてヘーネス監督は彼をU-23のチームで登用し、その後、シュティラーは瞬く間にボランチのレギュラー選手となった。

画像5

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿リアム・モリソン (17歳 / DF)

彼はスコットランドの希望だ。2019年、FCバイエルンはセルティックのユース・アカデミー出身のリアム・モリソンと契約した。彼はU-17のミロスラフ・クローゼと肩を並べていた。

彼のユースコーチであるブライアン・マクラフリン氏はスコティッシュ・サンデー・ポスト紙に「彼らのアカデミースタッフは彼をマッツ・フンメルスと関連付けていたと思うし、それは良い比較だと思う」と語った。

マクラフリン氏は、モリソンの強みを次のように説明した。「ディフェンスであれば右左両方、そしてセンターバックでも違和感なくプレーでき、必要であれば相手を引き離す能力を持っている」と。

世界で最も価値あるディフェンダー(ファン・ダイク)を手本にするモリソン自身は、ミュンヘンへの移籍後、こう語った。「僕は世界で最高のディフェンダーになりたい」と。

画像6

🇩🇪アルミンド・ジープ (17歳 / FW)

DFBカップのデューレン戦で、ジープはバイエルンのトップチームで初めて注目を浴びることとなった。

チームメイトから「小さなニャブリ」と愛されるアタッカーだが、その後、足首の靭帯損傷により再び戦線離脱を余儀なくされ、療養中であることは、より一層辛辣なものだった。

ドイツ東部の都市ハレ出身で、TSGホッフェンハイムU-17に所属する両利きアタッカーの移籍が、両クラブの間で議論を巻き起こしたのは今夏のことだった。2014年から2017年まで、ジープはRBライプツィヒのユースチームに所属していたこともある。

画像7

🇩🇪ジェイミー・ローレンス (18歳 / DF)

2017年、ミュンヘン出身の彼はキルヒハイマーSCのユースからドイツ歴代王者のU-16へと移籍した。ローレンスは本来なら今シーズンはミュンヘンU-19に上がる予定だったが、ホルガー・ザイツ監督のたっての希望により早々にバイエルンのセカンドチームでプレーすることとなった。

ローレンスは今季第2節から3部リーグに所属し、出場可能な10試合のうちの9試合に出場し、ほぼすべての試合で遺憾なくその力を発揮している。

彼の高い身長は、ディフェンスに資するだけではない。50という彼の靴のサイズは非常に希少なものと言える。

守備に貢献する対人プレーや視野に加え、「体格にもかかわらずボールを扱えること」が強みの一つであると、昨夏のSPORT1では自信を持って語っている。彼は以前ボランチとしてプレーした経験があるというメリットもある。

画像8

🇵🇹ティアゴ・ダンタス (19歳 / DF)

ハンジ・フリック監督は、彼と特別な繋がりがある。バイエルンの監督は何年も前からこのポルトガルの至宝を狙っていたのだ。『SPORT1』の情報によると、ダンタスとの接触は数年前にウクライナのシャフタール・ドネツクの現ヘッドスカウトであるホセ・ボト氏にまで遡る。

そして今夏に、彼は移籍終了間際のタイミングで移籍を提示された。それも、フリック監督の急な要望で。このボランチはベンフィカ・リスボンから1年間の期限付き移籍ではあるものの、ドイツ歴代王者が750万ユーロの買取オプションを取りつけている。

身長170cmのこのポルトガル人選手は、まずは3部リーグで試合経験を積むことが期待されている。彼の長所は、ボールコントロールや戦術理解度、協調性である。これまでダンタスは、3部リーグで6試合に出場している。

画像9

🇫🇷レミ・ヴィータ (19歳 / DF)

「最初はただの冗談だと思っていた 」と、ESトロワACからドイツ歴代王者へと移籍した後、レミ・ヴィータは語った。このフランス人はバイエルンからのオファーに驚いたという。ヴィータもダンタスと同じく移籍市場が閉幕する間際でミュンヘンに移籍した。左サイドバックを務める彼は、150万ユーロ(約1.9億円)で移籍し、当面はセカンドチームでプレーする予定だ。

身長170cmのディフェンダーは、すでにフランス2部リーグで経験を積んでいる。バイエルンのリザーブチームでは7試合に出場し2ゴールを記録している。

画像10

🇩🇪ニコラス・クーン (20歳 / FW)

2019年にはカイ・ハヴァーツの後を継ぎ、ニコラス・クーンは、『フリッツ=ヴァルター・メダル』の金賞を受賞した。20歳の彼はいくつかのユースチームを経しており、FCザンクト・パウリ、ハノーファー96、RBライプツィヒの在籍経験もある。

ザクセン地方(ライプツィヒ)のU-19から2018年にアヤックス・アムステルダムに引き抜かれたが、トップチームでの出場は叶わなかった。2020年の頭にはバイエルンのセカンドチームに期限付き移籍で出され、今夏、クーンを完全移籍で獲得した。今シーズンはここまでバイエルンのリザーブチームで10試合に出場し、3ゴールを挙げている。

特に身長176cmの右ウインガーは、そのスピードとテクニックが印象的だ。「彼には多くのことを期待している」と、キャンパス責任者のヨッヘン・ザウアー氏は彼への期待を語る。

画像11

🇩🇪マリク・ティルマン (18歳 / FW)

マリクの弟ティモシーもバイエルンのユースを経て、現在はブンデスリーガ2部に所属するSpVggグロイター・フュルトでプレーしている。弟のマリクは、ドイツ歴代王者の選手たちの中でも特に期待は高い。

18歳のセンターフォワードは、昨シーズン3部優勝へのラストスパートを成功させ、8試合で5ゴール、UEFAユースリーグでは2得点を記録するなど、すでに3部リーグのチームに欠かせない存在となっていた。

彼にとっては苦いことだが、ティルマンは今シーズン序盤に十字靭帯を断裂し、今後数ヶ月間は離脱するものと見られる。

▼元記事
https://www.sport1.de/fussball/bundesliga/2020/12/fc-bayern-musiala-richards-arrey-mbi-mega-talente-im-check

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?