日本型イノベーション?

あれ?
イノベーションに、日本型とかあるの?
と思う方もおおいかもしれないですね。

いろいろな企業の経営者とお話ししたり、
デザイン思考のプロジェクトを進めている中で、
「イノベーションをおこす」ことに対する、
ハードルの高さを感じます。

もともと人間は、自分の命を守るために、
保守的な考えを持っているようですね。

そんな中でも、挑戦好きだったり、
好奇心旺盛で行動的だったり、
未開拓の分野に積極的に踏み込んだり。。
革新的な行動をする人もいます。

特に日本人は保守な印象があります。

ビジネスでイノベーションを
起こすためには、
革新的なアイデアも大切ですが、

革新的なアイデアを実現するための
風土や環境も大切なのです。

そのような中で、
日本型イノベーションという
革新のしかたがあると思っています。

日本人独特の「根回し」なのですが。。

特に、イノベーションをおこす時は、
今までに無い新しいことを
やらなければなりません。

保守の方々は、
「今までに無い」といっただけで
疑ったり、疑問に思ったり、
否定したりします。

よく無い行動は。。
「まぁ。。もう少し考えよう!」と、
一見、前向きに感じますが、
単に先延ばしにしていることも
よく目にしますね。

イノベーションを起こそうとする時に、
このような保守の方々にも理解して
いただかなければならないので、

ちょっと時間はかかりますが、
少しづつ情報を提供し続けて、
安心して納得できる環境を
つくってあげる方法がよいです。

悪く言えば。。
「茹でカエルの状態」です。

企業でも、今の時代、
経営陣が「我が社もイノベーションだ!」
と若手に掛け声をかけて
プロジェクトをスタートさせる。

若手は、デザイン思考などを使って、
やる気満々でがんばって、プランをつくり

いざ、経営陣に
プレゼンテーションすると、
経営陣から、
「前例がないからわからない。。」
というギャグのような回答が
返ってくることもあるようです。

時代的に「イノベーション」という言葉は
一般化していますし、
どこでもやっている(できている)と
思っている方も多いと思います。
イノベーションは難しいと理解して
進める方は少ないと思います。
(馴れている方は別ですが。。)

なので、
イノベーションをおこそうとするときは、
特に、保守の方々の根回しをしながら、
安心して見守っていただける環境づくり。

イノベーションすることをわかっている!
と思っている方でも、
イノベーションを起こす下地づくりとして
根回しは、大切だと思っています。

せっかくがんばっても
否定されてしまったらもったいない
ですからね。。


では、楽しい未来をつくってくださいね!

弊社サイトでも、デザイン思考のプログラムをご案内しています。
https://www.interplanning.co.jp/designthinking.html

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