その1

【イケてる企業のC.I.(コーポレートアイデンティティ)を切る!】◆第9回:株式会社 インフォセンス

今日は、成長している企業のC.I.を紹介します。

福岡に、めちゃくちゃ可能性を秘めた会社があります。
第9回は、1989年(平成元年)に設立・社員数424名で福岡・東京に本社を置くITソリューション事業を展開している今後、更なる成長が期待されている「株式会社 インフォセンス」です。

インフォセンスs

インフォセンスは、創業100年を迎え、売上高4.000億円を超える物流の総合サービス会社「山九 株式会社」の「情報システム部門」から分社化し独立した会社で、売上高76億円を上げる安定した「経営基盤」を持つ会社です。
この会社は、大手物流会社の子会社としての一番強みである「物流システム」を軸に→金融、医療、卸、サービスなど様々な分野に進出しています。

では、「インフォセンス」の「イケてるC.I.」の一部を紹介します。


【インフォセンスの企業理念】
お客さまから喜ばれ、社会にうれしい驚きをもたらし、未来をより良く変えるために、昨日までの「あたりまえ」を打ち破る。そして明日からの「あたりまえ」を創造する。
それが私たちインフォセンスです。

【ブランドメッセージ】
「ITで創る、明日のあたりまえ。」


【成長の理由分析】

まず C.I.については、シンプルで言葉の整理がされていて、特にブランドメッセージである「ITで創る、明日のあたりまえ。」がカッコイいです。
*失礼ながら、親会社の「山九株式会社」さんのC.I.よりしっくり来ました。

では、「インフォセンスさん」が成長した理由を仮説ですが、3点上げてみます。

●1点目は…
日本で大問題になっている物流問題の一部を解決する「物流システム」を開発・運用している点です。
*前職のインテリアの通販会社でも苦労した「B to C物流会社」の佐川急便やヤマト運輸が、物(運転手不足)を運んでくれなければ、その会社はつぶれてしまいます。こんな状況下、「インフォセンス」は大手総合物流会社の「山九」の物流システムを開発・運用した実績を横展開し、世の中の物流問題解決の一役を担っている点です。

●2点目は…
これからの時代に必要な「AI&RPA(ロボテックス・プロセス・オートメーション)」を開発できる強みを持っている点です。
*今後 日本で起こる人口減少は、一人当たりの労働生産性の向上が必須になり、働き方改革も加わり、人手不足を解消する業務の自動化が進みます。その根幹となる「システム開発」が他社との提携で「独自開発」できる点です。
*大手システム会社が行っている「有り物の自社システム」を提供するのではなく、ある意味「オーダーメイド」システムを提供している点です。
*時代の移り変わり:アナログ時代→デジタル時代→AI&RPA時代

●3点目は…
会社の財産は「人」であると言う考えが「根底」にあり、社員を大切にし、「教育システム」がしっかりしている点です。
*IT業界は、社員の成長像(キャリアアップ)が見え難いと言われる中で、インフォセンスでは、「キャリア形成ガイドブック」によるキャリアアップの見える化を実現し、このガイドブックを元に、社員自身がしっかりと「自分のキャリアアップ」を考えられる環境がある点です。
*補足:システムエンジニアはPCの前だけではなく、企業の業務フローなど、お客さまから情報を引き出すコミニュケーション力が必要です。

◎と言うことで…
「インフォセンス」が成長したのは、やはり時代の変化によって人手不足を解消する為の「システム」を開発できることだと思います。そして 企業としての考え方が、「システム」から「ソリューション(課題解決)」へと進化している点で、どちらかと言うと、システム会社は、冷たい"ヒトケ"がないように感じますが、「インフォセンス」には"ヒトケ"の温かさを感じます。

最後に、C.I.について一言いわせて頂くとしたら、「企業理念」を核に「1つの使命」「3つの価値観」「5つの行動指針」と、きちんと連携されていますが、この先の社員さんが具体的に「とるべき行動」を示した「行動規範」と「キャリア形成ガイドブック」そして「評価制度」が理念に基づいて、"リンク"しているのか、気になる所です。機会があれば、見せて頂きたいと思います。

福岡を代表する企業に成長して下さい。

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