【HSP旅行記】鬼があちこちで見守ってくれる愛媛県鬼北町に行ってきました!
ノリと勢いで手作りノートワークショップに出ることにしたので、愛媛県は鬼北町に行ってきました! 初四国! 初愛媛!
まったりのんびりが心地よかったのでHSPの方にオススメです。というわけで旅行記書きました。鬼北町の魅力が伝わったら幸いです!
鬼北町について
鬼北町は愛媛県の南予地方にあり、「全国で唯一名称に「鬼」の文字が使用されている自治体」だそうです。街を歩くと、あちこちに鬼がいるのを見かけます。
特産品は、現在愛媛と高知だけで作られている《泉貨紙》という和紙や、全国No.1の養殖数を誇る雉。
アクセスはJR松山までからJR近永駅まで電車で2時間半です。私はワークショップ目当てだったので行けなかったのですが、車があれば道の駅や成川渓谷などを巡ってみても楽しそうです。
泊まれるコワーキングスペース《warmth》
今回宿泊したのは、コワーキングスペース《warmth》。
……コワーキングスペースなのに? 泊まれるの? とおっかなびっくり連絡をとったら、すんなり宿泊OKのお返事が。しかもシングルで素泊まり一泊5千円。や、安い!!
当日到着して、更に衝撃を受けました。
か、かっこいー……! 中は古民家を改装して、めっちゃ今どきのコワーキングスペースになっています。
スタッフの方にお話では、最初は普通のコワーキングスペースとして開設したのですが、もっと地域になじんでほしいとの考えで、地元の方の交流スポットや里帰りの方が泊まれるようにしていったとのこと。
オシャレで今どきの洗練された佇まいながら、どことなく暖かみを感じるのは、そうしたスタッフさん方の想いが伝わってくるからなのかもしれません。
シャワー・トイレ・洗面台は共用で、長期滞在の方向けに洗濯機も完備。また、立派なキッチンも無料で使えるので、地元の食材で料理も楽しめます。なぜか突然手に入った鹿肉もバッチリ焼けました。おいしかったです。
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カフェで地元で採れた野菜を堪能
《warmth》の斜向かいにあるカフェ《サムコッペ》では、オーナーの高田さんが育てた野菜をふんだんに使ったランチやお弁当、コラボ販売しているケーキなどを頂くことができます。
め っ ち ゃ お い し い。
お米が……お米がアアアア……!! 新米だったからかなぁ……いや多分それ抜きにしても、粒立っていて、あまみがじゅわっと……じゅわっとぉオオオオ!
取れたて野菜もそれぞれの個性が爆発しながら、噛むたびに口の中でハーモニーを奏でていく豊かな味わい……! どのお惣菜も味付けはしっかりしているのに全然しつこくなくて、身体に優しい風味が嬉しい……!
ショーケースを見て頼まずにいられなかったフルーツショートケーキも、あの、この高さ、あまりお目にかかれないですね……?
崩さないようにそっとフォークを入れつつ一口食べると、クリームの優しい甘さとフルーツの新鮮な甘さが相乗効果で……もうおいしくないわけがない……! 「あ、イチジクってこんなおいしかったんや」とこの歳になってようやく巡り合えました。つるっと蕩ける……!
食事の他にも、店内は量り売りのドライフルーツや、セレクトされたオーガニック食材、衣類などもおいてあります。そのいずれもがほどよく調和して、映画に出てくる憧れのカフェみたいな空間でした。
「初めはカフェだけで始めたんです」と、店主の高田さん。次第に、バイヤーの草島さんとコラボして、いろんなサービスを増やしていかれたのだそう。いろいろあったほうがご近所さんたちも嬉しいだろうから、とお話されるお二人の笑顔に、こちらまで朗らかな気持ちになりました。
四方を山に囲まれて…のんびり散歩に持ってこい!
ワークショップを終えたあと、川沿いをぐるりと回って散歩しました。
遠くに山を望み、風に揺られる草木の音を聴きながら、ゆっくりと歩いて過ごす……日頃のあくせくした生活から隔絶された、贅沢なひとときでした。
有名なスポットを巡ったり、アクテビティを体験したり……そういうことしなくても旅行って十分楽しいんだなぁ、と教えてもらえた滞在でした。
自然に癒されるHSP気質の方には特におすすめです。町のあちこちにいる鬼に見守られながら、ほっと一息吐いてみませんか?
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