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三菱UFJ銀行をかたるフィッシング詐欺への注意喚起


▼News

三菱UFJ銀行をかたるフィッシング詐欺への注意喚起

2023年6月16日、三菱UFJ銀行は、同行をかたるフィッシング詐欺メールへの注意を発表した。

発表によると、同行を名乗り「取引規制解除」「一時利用停止・再開」「本人確認」等の理由でメール本文に記載されたリンクから三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)の偽サイトへ誘導し、顧客情報の詐取を試みるEメール・SMSが確認されたとのことである。
同行からEメール・SMSでインターネットバンキングのログイン画面へ直接誘導し、パスワード・暗証番号等の入力を求めることは一切ないとのことで、預金を守るため、身に覚えのないEメール・SMSは削除し、万一、リンク先にアクセスしてしまった場合でも、ログインパスワードやワンタイムパスワード、暗証番号等を入力しないように注意を呼び掛けている。

フィッシング対策協議会は、「一般および事業者から受け付けたフィッシング報告のうち、消費者への影響が大きいと考えられるフィッシング」については緊急情報というかたちで発表している。2022年は1年間で68件であったが、2023年は1月から6月の半年で72件報告されている。


▼Keyword

フィッシング詐欺

悪意者が、実在する企業などを装ったSMSやメール等を送り、その企業のWEBサイトに見せかけて作成した偽のWEBサイトを受信者が閲覧するよう誘導し、ID・パスワードやクレジットカード番号等を入力させて金融情報や個人情報を不正に入手する詐欺行為のこと。

直接金銭に関わる情報だけではなく、企業で利用するMicrosoft365やGoogle Appsなどクラウドサービスのアカウント情報を狙う事例もある。これらのアカウント情報が盗まれると、組織の情報漏洩につながり、また盗まれたメールアカウントが悪用される恐れがある。


※コンテンツは弁護士が監修しています

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