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塚田有一
2020年6月7日 08:16
定期の生け込みで使った花水木。一週間後まだ綺麗だったし、葉っぱも広がっていたので家で活ける。「一種活け」という言葉もある。活け直していくとまた新たな小さな世界が現れて 佇まいに あっと思う。
2020年6月6日 20:37
満月の夜。稲光がし、雷が鳴り響いている。雨もときおり激しく降っている。芒種に相応しい。稲妻ともいうから稲は雷を待っていて雷も電光石火で飛んでやってくる。雲の向こうの満月。太陽をリフレクトするお月様があんなにボコボコだったなんて今でもちょっとびっくりする。満月の反対側の太陽へ。小さな太陽=火と音が通じる花を活ける。ゆっくりとした爆発としての樹木、そして火花としての花。モナルダ(松明花)とスモー もっとみる
2020年6月4日 22:28
ヒペリカム 姫ライデン 萱草(鬱金萱草?)(活けた順) 花留めなしの抛げ入れ。ゆらゆらとしながら収まりどころを見つけていきます。イメージが微妙にズレながら、着地点をお互いに見つけていく感じが僕には楽しいです。 活け終わったところはひとまずの収まりどころ。ユリ科で「忘れ草」とも呼ばれる萱草は漢方でもよく知られていますが、思い悩むことを忘れさせてくれるという花です。 花器はHenry D もっとみる
2020年6月4日 22:26
花を活ける時 ほんの少し先の未来を幻視している。妙️/花/面白 生命のシステム 花はそこへ持ってきて自分を素裸にする。
2020年6月4日 22:24
「星々の花 星に願いを 星の願いを」その7です。地球で生まれた二つの生き物(植物と人)がこの星で出会って、その地球の命の願いを星へ。花水木の小さな枝をたっぷりしたエケベリアで抑えて、和芍薬を間に差し入れています。エケベリアの重さが手に残り、指先に和芍薬の葉の質感が残り、花水木の苞の色彩も残影します。他の人がこうして触知する身体感覚に同期してみるお稽古は結構大事なのではないかと思っています。
2020年6月4日 22:22
「星々の花 〜 星に願いを 星の願いを」 その6です。若干眉間に皺が寄っていますが本当は嬉々としていけています。技術よりも、できるだけたくさん身体を通していくと 人と花、細胞同士で挨拶するような感じになり、一瞬の邂逅が懐かしく嬉しいものです。今回のは03、04の続きで友人のバルコニーで剪定させていただいたアカシアの連作です。
2020年6月4日 22:17
花という原郷へ。花は影見(鏡)。デザインさせていただくお庭にもたまに植えているストエカス・ラベンダー。たくさん花がついたので少し風通しよくするのに間引いたものです。ふわっとしたブーケのような花活けですが、枝葉の細くて硬いグレビレアを合わせるとちょっとメリハリが出ます。器はリトアニアの作家さんの普段使いの陶器。原産地の異なる地上の星々(=花)が集まってきて調和します。調和したらどこかで何 もっとみる
2020年6月4日 22:14
今日も光がきれいだから 花活けしよう 集めて 編む のだから 花活けも編集 一つが決まると 次の間が見えて 二つ目もキマると 次の関係が生まれてまたキマる 次々と余白の顕れ(開き)と結びを楽しんで花が喜ぶように 素直な身体の反応を楽しむ友人のお庭の手入れでたくさん剪定したアカシア・ブルーブッシュと 活け込みで落としたカルミアの枝に 思ったより開花が進んでいて入れられなかった芍薬 二番花の花 もっとみる
2020年6月4日 22:12
Stay HomeHomeは原郷 そう思えばもっと広く深く 遠くまで 心は自由になる 今日も光がきれいだから 花活けしよう 集めて 編む のだから 花活けも編集 花が喜ぶように 素直な身体の反応を楽しむ友人のお庭の手入れでたくさん剪定したアカシア・ブルーブッシュと活け込みで落としたカルミアの枝に 思ったより開花が進んでいて入れられなかった芍薬 二番花の花しょうぶなどお気に入りの器がい もっとみる
2020年6月4日 22:06
三歩歩けば海だった そんな本州の東の果ての突端で育った方が 小さい頃は日の出の音が聞こえたといいます 一体どんな音なのでしょう でも確かに聞こえるのかもしれない 日の出という名のついた艶やかな紫のハナショウブを活けました 日の出の他に初霜と竜田 初夏に なんとも季節の彩り豊かな花で 虫食われの世の中に四季の巡りと光を 固結びだらけのこんがらがった葛藤を あやめの太刀でほぐすべく******** もっとみる
2020年6月4日 10:51
「星々の花 ー 星に願いを 星の願いを」というタイトルで花を立てる様子をあげる事にしました https://www.youtube.com/watch?v=o3IFbELWQRE「ユーヤナウレ」(=「世よ直れ」という意味の言葉。琉球の古謡で最後に唱えられるという。『わたしたちは難破者である』今福龍太)より 花を立てることは「世よ直れ」と願い 都度新たな世界を創生することだ 花立てとは もっとみる