見出し画像

ヒトよりコトに向き合える。フルリモートでも「働きやすい」コミューンへ。

コミューンでエンジニアとして働いている安藤と申します。
はじめは業務委託としてコミューンで働いていた私が、今年の春に正式に入社を決めるまでのストーリーをご紹介します。

安藤 雄太(あんどう ゆうた)
大学卒業後SIerでのJavaエンジニアを経て、インフルエンサーマーケティングを行う広告会社へ入社。自社サービスのリードエンジニアとして経験を積みながら、2020年10月に業務委託としてcommmuneの開発に携わる。2021年4月から正社員として入社しエンジニアを務める。

※記事の内容は執筆時点での内容です

私はSIerで常駐型のJavaエンジニアとして2年半ほど経験を積んだ後、自社サービスの開発に携わりたいという思いで、インフルエンサーマーケティング事業を展開する会社へ転職しました。裁量が大きく持てる環境で、日々モチベーション高く仕事に取り組めましたし、技術力の高いメンバーに囲まれていたので、吸収することが沢山あって楽しかったです。ただその後は退職者が続き、同じく2年半ほど経過した頃には、自分がリードエンジニアとして一番技術力が高い状態に。入社当初に感じていた「やりがい」はいつの間にかなくなり、再びキャリアに悩むようになっていました。

そんな折、大学時代の友人がコミューンへ入社して、会社も彼自身も急成長しているところを目の当たりにしました。正直同じくらいの技術力だと思っていたのですが、久しぶりに会って話すと、知識量に差が出てきていると感じたんです。それなら業務委託からどう?と声をかけてもらい、コミューンで働き始めました。

テキストベースからのスタートでも、スムーズに働けた。

正直業務委託を始めたときは「自分のスキルが活かせるならいいかな」くらいのモチベーションでした。コミューンに関する知識はまったくのゼロでしたし、すでにコロナ禍ということもあり、コミュニケーションもSlackによるテキストベースのみ。それでも、開発に携わらせてもらう中で「働きやすい」と感じられたのは、転職を決める大きなきっかけになったと思います。

●「ヒト」より「コト」に向かおうとする姿勢

私はコミューンで働くまで、誰かに気を使うことが人を大事にすることだと思っていました。そうすることで、同じ社内なのに人によって態度や姿勢が変わってしまうのですが、仕方のないことだと思っていました。しかしコミューンの場合は、Valueに「超本質主義」を掲げているので、仕事をすすめる上で配慮はあっても遠慮はなく、気を遣いすぎて業務工数が増えることはありませんでした。

実際に正社員に転じる際の面接では、業務委託期間中の働きに対して忖度なしのフィードバックをもらうことができました。「効率的で正確なテキストコミュニケーションができるようになるといいね。技術もRubyじゃなくなるから、頑張っていこう。」と話があり、率直なフィードバックが嬉しく、ここで働きたいと思いました。私にとっては、忖度なく目的思考で解決しに行く文化が心地いいのだと分かった瞬間です。

●ノウハウを全社で体系化する仕組み

コミューンはまだまだ発展途上のスタートアップですが、これまでの豊富なノウハウがしっかりドキュメントとして蓄積されていることに驚きました。個人のメモや議事録もすべてnotionで体系的にまとめられていて、リアルタイムに情報が共有されています。前職もベンチャー企業だったからこそ、情報を体系化して整理しておく大切さは身に染みています。一人ひとりが裁量を持って進んでいくからこそ、こうした仕組みは大切だと思います。

主にこの2点が正社員として入社を決めた理由ですが、もちろん一緒に働くエンジニアが優秀であること、仕事のレベルに見合った収入を得られることも私にとっては大切なポイントでした。

「バディ制度」に助けられ、「タスクベースアサイン」で経験が広がった。

正社員として入社してからは、バディ制度に助けられながら仕事をしています。バディは、いわゆるOJTの先輩やメンターのような存在ではなく、会社全体でわからないことがあれば聞く人。オンラインだと聞きにくいこともあるので助かりましたし、ユニークな制度だなと思います。1on1の頻度も自由に決められるので、私の場合は1カ月間毎日やってもらっていました。業務上のちょっとした話も、雑談の延長のように話せたのでありがたかったですね。

現在は、commmuneのWEBアプリケーション開発を担当しています。職種はサーバサイドエンジニアですが、フロントを書くことも多くあります。というのも、コミューンでは基本的にタスクベースにアサインされてスクラムで開発するので、その内容によってフロントエンド・バックエンドが決まるんです。前職まではサーバサイドの経験がメインだったので、正直フロントには苦手意識もありました。でも腰を据えて取り組んでみると段々理解が深まって、最近は面白くなってきています!

今後の目標は、ReactやTypeScriptを使いこなせるようになること。前職はRubyをやっていたので、コミューンでは新しいことに挑戦できている感覚があります。同時に、やりたいことに対して自分の技術が追いついていない感覚もあるので、モチベーションが高まっています。長期的にはマネジメントにも興味があるので、プレイングマネージャーにも挑戦したいですね!

チームの一体感が、成長を加速させてくれる。

コミューンに向いているのは「協調性のある人」だと思います。ものすごく抽象的で恐縮ですが、コミューンには良い人しかいないと思うんです。仕事上でも積極的にコミュニケーションを取ってもらえますし、みんな相手を尊重した言葉遣いや言い回しをしてくれます。私は今ほぼリモートで働いていますが、それがテキストベースだけで感じられるのはすごいことだと思います。

あとは、CTOの山本さんが書いているポエムに共感できる人ですね。エンジニアのチームビルディング、チームマネジメントの際に徹底している10の項目が書かれているものです。

個人的にコミューンらしいな、と思ったのは「キャッシュは伝家の宝刀」「中庸なれ」という考え方。上司が日々何を大切にしているかが明文化されていると、お互いの自己開示が促進されるので、業務も連携しやすくなりますね。

「キャッシュは伝家の宝刀」
安易にキャッシュを導入してパフォーマンスアップを狙うのは、本当のボトルネックを隠蔽する可能性があります。コミューンでは安定性を優先するため、意識的に避けています。

「中庸なれ」
あらゆることは「0」「1」ではなく、その間のどこかに最適なバランスが存在します。答えなき均衡点を追い求めることで、私たちはより本質に近づけるのです。

フロントもバックエンドもJS、TypeScriptを使っていて、エンジニアにとってはモダンな環境だと思います。出社は週に1度、それ以外はリモートなので、自分のペースを保って働けるのも嬉しいですね。一人で黙々と突き詰めるより、仲間から多くのことを吸収しながら成長していきたい人には、きっと楽しい職場だと思います。

【CTO山本からのメッセージ】

安藤さんと初めてお話したとき、素直で、かつ良い意味で「適当さ」を持ち合わせている方だなと思いました。

スタートアップという世界は朝令暮改で毎日変化がある環境です。またすべてが整理整頓されているわけではなく、試行錯誤が必要です。そんな環境では安藤さんの素直さと適当さがピッタリフィットするだろうな、と直感で感じました。

入社いただいてからは、自分の役割や今できることに縛られず、フロントエンド・サーバサイド、さらにはネイティブアプリの領域まで手を広げて業務に真摯に取り組んでいる姿勢が素晴らしいです。気づけば、今社内で最もネイティブアプリに詳しいのは安藤さんです。

今後も失敗を恐れず新しい領域にチャレンジし続けていただけると、あっという間に開発をリードする存在に到達できると思います。ともに頑張りましょう!





この記事が参加している募集

#転職してよかったこと

5,964件