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7年目「職人肌エンジニア」の現在地点。美しいコードを書くために没頭、スキルを磨いて目指すものとは

2015年に新卒入社し、現在7年目。エンジニア一筋でキャリアを積んでこられた山田さんは、とにかく職人肌。仕事に対する姿勢や考え方がどのように変化してきたのか、その内側に迫ります。

就活の時点でシステムエンジニア一択。
「Commerce Crew」の事業に惹かれて入社

—本日はよろしくお願い致します。最初に、「Commerce Crew」入社までの経歴についてお伺いできますか。
高校の頃から化学が得意でして、その流れで大学でも有機合成を学んでいました。なので就活でも、最初は化学系の職種を探していたんですが、他に何かやりたい業種がないかな、と思ったとき、ITがやはり大きな市場だったので、そちらに魅力を感じて就活を進めました。

その中で出会ったのが、「Commerce Crew」です。エンタメ業界の、しかもファンクラブという、自分にとっては未知の領域でしたし、まだまだ知らないことをたくさん発見できそうだったので、興味を持ちました。

なので入社の決め手は、社内の雰囲気というよりかは、サービス自体が面白そうだったから、というのが理由です。

—たしかに、市場的にはなかなかユニークなサービスですよね。入社前後でギャップなどはありましたか?
IT経験がない状態だったので、最初は勉強ばかりで大変でした。ただ自分自身、1つのことにのめり込みやすい性格なので、今では自然と、楽しんで仕事をやれるようになりました。

エンジニアとしてコードを書くことを仕事にしていますが、無駄なく簡潔に書けるかがコードの楽しいところ。美しく書くことができると、上達を感じたりするんです。

高難易度な業務に挑む中で変わってきた考え方。
新しい知識を身につける先で感じる楽しさ

—山田さんご自身の性格とも、エンジニアという職種はマッチしていそうですね。お仕事の中で、壁や大変なことはありましたか?
入社当初は大型の開発もなく、顧客から上がってくるちょっとした機能の修正が主な仕事でした。ただ、ここ数年はやはり、倉庫との連携や決済サービスの導入という、ハードルの高い案件が中心になっています。

「Commerce Crew」のサービスは、エンタメ業界のファンクラブ×通販に特化していますが、その通販の「コア」となる領域が、やはり物流や決済周りなんです。そこがないと、通販も成り立たなくて、その分、連携や開発の難易度が非常に高くて。本当に毎日大変です。

—物流が絡むと、途端に開発の難易度が上がりそうですよね...。山田さんは、どのようにそれを乗り越えてこられたのでしょうか?
頑張ってこれた理由は、やっぱり、先輩のエンジニアに相談して助けて頂いたり、そういった周りのサポートがあってこそでした。

それから、「周りの社員からの期待に応えたい」という気持ちも、自分の中では大きくて。
みなさんは、「山田であれば、やってくれるんじゃないか」と案件を渡してくれているので、それに応えたいと。そういった思いが、支えになっていたところはあります。

社員のみんなは、本当に良い人が多くて、個人の意見を尊重し合っているし、自分のやりたい仕事があれば、それを踏まえて仕事を振ってくれる。そんな環境だからこそ、「周りの期待に応えたい」という思いも強くなるのかもしれません。

—とても素敵な環境ですね。高難易度な案件である分、山田さん自身も大きく成長してこられたのではないでしょうか?
成長というわけではないですが、役立ちそうな情報を幅広く学んで、それを積極的に仕事に活かすようにはなりました。
経験が浅いうちはどうしても、知識をインプットしても、それをそもそも活かす機会がなかったりしますよね。でも経験がついてくると、幅広く知識を活かせるようになって、だからどんどん新しい知識を学びたくなって。そのような相乗効果が働いて、さらにモチベーションも上がってきています。

やっぱり、エンジニアリングにおいては、「無駄がない」ということが、システムのクオリティに繋がってきます。そのために、新しい知識もインプットするし、資格も取得したりする
とにかく、システムをよりスマートに実装したいなと思うんです。

職人肌なエンジニアが思う、エンジニアに必要なこと。
とにかく狭く深く学び続ける楽しさ

—山田さんのお話を伺っていると、本当にエンジニア一筋という感じがビシビシ伝わってきます(笑)。山田さんが、エンジニアとして大切にされているものって何かありますか?
とにかく向上心かなと思います。ITの分野って新しい情報がどんどん出てくるんですよね。なので、そのあたりをちゃんと学び続けること。そういった向上心が大事なのですが、でも、その源泉はなんだろうと考えると、やっぱり、コードをとにかく綺麗に書こうという思いなのかもしれません。マニアックですけどね、でも、それがシステムのクオリティと直結するので。

あとは、これは僕の仕事の進め方の話ですが、例えば1週間かかる仕事は、最初の2〜3日で、もう全体の8割ぐらいは終わらせるぐらいでやっています。やっぱり、システムの仕事には納期が付き物で、納期を守れなかったりすると、信頼の低下に繋がります。そういったリスクを減らすためにも、常に先手をとりながら動くことを大切にしています。

—とても興味深いです、ありがとうございます。最後に、今後のキャリアについてお伺いできますか?
漠然としていますが、なるべく、エンジニアとして何でもできる人になっていたいなと思います。できる限り幅広い仕事ができるように、やれることを増やし続けたいなと。

あとは、「Commerce Crew」のシステムを、より近代的にしていきたいとも思っています。まだまだ改善点はあるので、それを、新しい知識も駆使しながら、更に最新の作りにしていきたいですし、それを自分の手で進めていくことが出来たらなと思っています。


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