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株主資本主義の時代は終わった!

確かに産業革命から今までの時代は、人口も増え、産業も発達し、
資本を集中して投下し経済活動を成長させる必要があった。

しかしもともとは、株式や投資は、大航海時代へ遡るらしい、
みんなで少しずつ出し合い 、成功して戻ってくると山分けする。
冒険家も、自分の資金だけではいけないので、お金を持っているまたは、お金儲けしたい人から出資を募る。1航海ごとの精算だったらしい。

しかし、株式会社は、継続性を求められるようになり、
第二次世界大戦後は、人の寿命より会社の寿命が長くなった。

さらに、株式投資が、会社の理念や成長性に期待するのではなく、
いかに短期間に儲かっているか、株価が上がるかということを中心に考えるようになってきた。
しかも、IT化が、1分1秒毎に売り買いができるようになり、さらに会社の本質を見ずにどの会社が利益を上げるか?配当があるか?を見るようになった。

そうすることで、会社としては、いかにコストを下げ、利益を上げるかに走るようになる。コストを下げる=発展途上国での低賃金・子供まで働かせて安く仕入れる。それだけではない 社員・スタッフもなるべく給料を抑えるようになった。ブラック企業問題や、労働問題に発展する。これは、日本の場合は、幹部クラスや経営者も一緒でコストカットの対象になる。また売上では、消費者を騙してでも、高く売る。環境に悪くても利幅の多いものを売る。そんなふうに流れていってしまっている。誰が得をしているかというと、そこで一生懸命働く社員でもなければ、そこを管理して会社を守っている経営陣でも社長でもない、下請け業者や原材料を作っている発展途上国でもない。また、その商品サービスを利用している消費者でもない。ということになる。 株主配当を最優先するために。。。

もちろんすべての株主が悪いということはないが、資本主義とくに、現在の株主資本主義と呼ばれるものはそのような世界を築いてきた。

政府のやっている年金ではなく資産運用で暮らせ、子どもたちにも、資産運用の仕組みを学ばせろというのは違うと思っている。

そこで、今勝手に考えているのは、このような世界である。

所有というところから関係性の構築を考えていこうというものである。

つまりモノも、誰かの所有物ではなく、みんなの所有物・シェアの時代、会社も土地も建物もみんなの所有物ということです。
そして、人もどこか一つに属するのではなく、スタッフも社長もシェア。人から見ると会社もシェアしていく時代に流れないといけないと思っています。
これは、ITが発達したからできるようになったこと。
権利の分散、所有の分散をすれば、空き家問題なども同時に解決するのではないかと思います。
さらに、株主の問題も、投資も企業の理念や成長性を応援することになり、みんなで少しずつ出し合うことで、大きなプロジェクトができるということもでてくると思います。株主だけでなく、従業員も下請けも、社長も買い手もみんなで配分するといいですね。

自立分散

もちろん誰かへの依存ではなく、一人ひとりは、自立分散でなければいけません。
誰かの依存であったら、相手が倒れたら、自分まで倒れるからです。

また、社員や経営陣のシェアやモノやシステムのシェアをすることで、
費用負担は、一つ一つは小さいものになります。クラウドとかまさにその概念です。

循環社会

また、一人ひとりを見ていくと、あちこちから少額の報酬をもらうことで、まとめると生活していけることになります。
これは関係性の構築になり、地域の循環経済を生むことになります。
これで町内会・自治会の関係性も改善が見込めるのではないでしょうか?

これは、大人たちの問題だけではありません。子供の教育にも言えることです。
年長者が年少者へ教える。生徒が先生へなることで、教えるとはなにか、教育とは何かが学べるのではないかと思います。
そこで寺子屋と、ITとをうまく活用するそんな社会が生まれればと思っています。


ながながと、書いてきましたが、いうばかりでは何も動かないのも事実。
ということで、今回私は、左下にある社長もシェアを実際に行ってどんな問題が起きるかを経験してみたいと思っています。


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