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通信制高校と薬学部

はじめまして。初の投稿で何を書こうか悩んだのですが、自己紹介代わりに通信制高校から現役で6年制薬学部に通っている私の経験を書きます。これを読んで勇気を持ってくれる人がいたらうれしいです。

私は高校生の途中で登校拒否になり、通信制の高校に転入しました。

私は、小学生のころから薬剤師を目指していました。通信制高校への転入を決めたのも、そのままの高校で登校せずに留年してしまうよりも、通信制で登校日数に関係なく同級生と同じタイミング卒業と大学入学がしたかったからでした。

さて、通信制高校に転入した私ですが、毎日通うタイプのコースを選び、かわいい制服もあって、ドキドキしながらもスタートしました。授業時間は普通の高校よりもとても短いもので、内容も、中学校からのやり直しのような優しいものです。

転入時の面接でも薬学部志望であることを伝えていた私でしたが、生活していくうちに、いままで抱え込んでいたことの反動での遊びたさや普通の高校の子との差が開いていく感覚から焦りがどんどん大きくなっていきました。

「バイト代で全部まかなうから、今年一年(高2)は遊んでいても何をしても見守っていてほしい」と両親に告げました。

校則がなくなり、アルバイトもできるようになった私は、今まで親が少し厳しかった反動 と 自分が本当に薬剤師になりたいのか(なれるのか)という不安を払しょくするため、 やりたいことをすべてやって、本当にやりたいことを見つけることにしました。(薬剤師になれなくなるリスクのあることは絶対しないと決めて 笑)

1年後、自分にとって刺激的な1年を過ごし、価値観も大きく変わり、もう一度薬剤師を目指す決心がつきました。同じ「薬剤師になりたい」という思いでも、理想の薬剤師像は全く違うものになっていて、それまでの過去からの執着心ではなく、とてもわくわくする目標のようになっていました。

実際に薬学部(私立)を目指す決心がついたのはいいものの、受験本番まで残り1年。1年ぶりに受けた模試はいわゆるボーダーフリー大学でもA判定が出ない状態。ほとんどE判定。

もともと通っていた高校の友人を頼ったり、スタディサプリをつかってみたり、予備校をつかったり、、。様々試してみましたが、どれも学校の授業で習っている前提で進んでいくので、結局は基礎的な参考書をたくさん解くことで高校での履修なく化学を勉強しました。

1年後、第一志望には落ちてしまったものの、一般入試で5校受けた大学(薬学部)のうち3校は合格することができました。

今はその中の一つの大学で現役入学で薬学部生として生活しています。留年もせず、なんとが大学生活の半分が終わりました。

自分語りになってしまいましたが、学歴やバックグラウンドだけで進級が難しいと言われる学部や医療系学部に進むことをあきらめないで欲しいです。通信制時代にできた親友も看護学部にすすみ、順調に頑張っています。

通信制高校や普通ではないと言われるバックグラウンドをひけめに思わず、人にはできない経験ができるアドバンテージだと思って頑張ってほしいです。私にとって通信制高校にいた約2年間はたくさん貴重な経験ができて、価値観の変わった大切な思い出です。

ここまで読んでくださりありがとうございました。私はこれからも薬剤師になれるよう頑張ります!





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