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家事は"いつやる"のか宣言しろ

夫婦で生活していると、家事をめぐってトラブルになることって、けっこう多いですよね。

大量に溜まった洗濯物やシンクに放り込まれた食器を見て

「自分がやらないといけないのかな…」
「夫(妻)がやってくれないかな…」
「いつやるつもりなんだろう…?」

などなど、家事が原因で”モヤモヤ”した気持ちになって、そこからケンカに発展したり。

夫婦でなくとも、恋人と同棲中の方やルームシェアをしている方も同じかもしれません。

そこで僕が伝えたいのは「家事はいつやるのか宣言した方がいい」ということです。

理由は

・いつ誰がやるのか明確になれば無駄にモヤモヤしない
・宣言することで「やらないといけない状態」になる

からです。

先日、僕にはこんなことがありました。

妻と息子とのんびりとした休日を過ごしていたときのこと。

昼食後すぐに寝てしまった息子。
シンクには大量の食器が残ったままでしたが、せっかく寝たのに物音で起きたらかわいそうだなと思ったので、僕は「息子が起きたら茶碗洗いするね」と妻に伝えました。

息子が寝ている間、僕は本を読み、妻も趣味の時間を過ごし、約2時間後に息子が目を覚ましました。

ほんとうは、もう少しだけ本を読み進めたかったのですが、「さっき息子が起きたらやるって言っちゃったしなぁ」と、2時間前の自分を責めながらも僕はキッチンへ向かいます。

数分後、洗い物を終えてリビングへ行くと妻から一言。

「息子が起きたらやるって言ってくれたの、あれ、いいね」と。

どうやら妻は何回かキッチンに行っていて、そのたびに溜まった食器を見ていたらしいんです。
でも、僕の一言があったおかげで嫌な気持ちにはならず、なんなら気にもならなかったのだとか。

言っといてよかった…(笑)

あの一言があるのとないのとでは、どれほどの違いがあったのでしょうか?

溜まった食器を見るたびに、

「うわーこんなに茶碗洗い残ってるじゃん。めんどくせぇ…。あいつ(僕)やってくんねぇかな(モヤモヤ)」

と思うか、

「息子が起きたらやるって言ってたな。任せちゃお♪」

と思ってくれるか。

些細な心の変化かもしれませんが、そこに流れる空気感はかなり違ったはずです。
もしかしたら「じゃあ私は掃除でもしようかな」と思ってくれるかもしれません。そうしたらみんなハッピーですね。

僕の感情も違ったかもしれません。
あの一言がなければ本を読みたい欲に負けて、「茶碗洗いはもうちょい後でいいや」と思っていた可能性もあります。

”いつやる”の一言で、僕のなかに”責任感”みたいなものが生まれて、いやいやながらもキッチンへ向かうことができました。
先延ばしにしていたら、妻のモヤモヤがどんどん心に広がっていったことでしょう。

ってな感じで、家事は「いつやるか」をできる限り宣言することが大切だと思います。

もう一度まとめると

・家事をいつ誰がやるのか明確になるのでモヤモヤしない
・先延ばしにできない状況になり、家事(育児)にメリハリができる

です。

「○○したら洗濯するね」
「土曜日にトイレ掃除するね」

など、些細な一言が、家庭円満への第一歩かもしれません。

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