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学習効率が200%アップする僕なりの読書術

「あの本って結局なに書いてあったっけ?」
「読破したけど、なにを学べたのか…よくわからない」

読書をしていると一度はぶち当たる壁だと思います。

「自分はこの本から○○を学びたい!」という熱意で買ったのに、どうして翌日には本の内容を忘れてしまうのでしょうか?
本は決して安いものではないですから、一冊の本からはできるだけ多くの学びを得たいですよね。

僕は「どうしたら意味のある読書ができるんだろう?」と長いこと悩んできましたが、最近ようやくしっくりくる読書のしかたを見つけることができました。

正直、それまでよりも学習効率が倍かそれ以上になったと実感しています。

同じ悩みを持つ方にとって、少しでも参考になればいいなと思いましたので、まずは僕の読書のしかたの変化をご紹介します。

【過去】
・最初から最後までじっくりと時間をかけて読む

↓ ↓ ↓

【現在】
① 目次をよく読み、気になる章や節に〇などの印をつける
② ①で印をつけた章や節のうち、読みたいところから読んでいく
③ 感じたことや書かれている内容の要約などを書きこみ、ページの角に折り目をつける
④ ①で印をつけた箇所をすべて読み終えたら、③で折り目をつけたところだけ再読する
⑤ 気が向いたり余裕があれば他のところも読む

以下、説明していきますので、少しでも興味があれば最後までお読みください!

① まずは本編”以外”を読もう

「早く読みたい!」という熱意をいったん抑えて、まずは本編”以外”に目を通しましょう。

”以外”とは、表紙や帯など、そのままの意味での”以外”なのですが、僕が少なくとも必ず目を通すところは次の3つです。

1 はじめに
2 おわりに
3 目次

本によっては、「はじめに」や「おわりに」にあたる部分がないものもありますが、あれば必ず本編よりも先に読んでいます。
それも丁寧に、じっくりと時間をかけて

「はじめに」や「おわりに」には、著者が本のなかで特に伝えたいことが書かれていることがけっこうあります。

本の内容が要約されている部分だと思ってください。かなり大事です。
「だいたいどんなことが書いてあるのか?」や「特に重要なことはなにか」など、本の"核"となる部分を把握しておきます。

そのうえで、目次に移りましょう。

「目次なしに効率的な読書はできない」といっても過言ではないくらい、めちゃくちゃ重要なステップです。

目次を熟読してください。

この時点で本の"核"は把握できていると思いますので、目次を読みながら章や節に○などの印を付けていきます。

【どこに印を付けるか?】
・本の"核"が書かれていそうなところ
・自分が「気になる!」と思ったところ

本の"核""自分が学びたいと思うこと"とイコールであることがほとんどですから、「なんか"核"が書かれてそう」と思うところにはどんどん印を付けていきましょう。

その他にも、"核"ではないんだけれども自分が興味をひかれたところにも印を付けていきます。

目次を汚し終えたら準備完了です。
お待たせしました。本編へレッツゴー!

②読みたいところから読む

「やっと本編だ!よし、1ページ目から…」ではありません!

本は最初から読む必要なんてまったくありません

読みたいところから読みましょう。
それも、目次で印を付けたところの中からです。

「この章は微妙そうだけど、もしかしたら重要なことが書いてあるかもしれない…」と信じて読み進めても、結局「んー、特になにも書いてなかった」と思うことが多くありました。

目次で印が付かなかったところを読んでも結局そうなるだけなので、それなら読む必要はありません。

あと、読みたいところから先に読むと「この章からは○○が学べるはずだ」と、明確に探しながら読み進めることができます。

「この人は○○を説明してくれようとしてるんだな」と理解したうえで話を聞くのと、「何について説明してるんだろう?」って探りながら話を聞くのとでは、説明の理解度が全然ちがいますよね?

もう一度いいますが、最初から読む必要はありません。
読みたいところから読みましょう。

どうせ最初から最後まで読んだところで、すべてを記憶できるわけではないのですから。

③どんどん書き込もう

本は汚してナンボです。
どんどん書き込んじゃいましょう!

そのページを読んだ感想や、内容を自分なりに噛み砕いて要約してもいいです。
自分の知識を利用して補足を書いてもいいですね。

僕は「そんな手があったか!」とか「へー!意外!」とかまで書いてます。

書き込むことがあるということは、学ぶことがあったり、新たな発見があった証拠だと思います。

書き込んだページの角には折り目を付けちゃってください。
大胆に!

せっかく買った本がもったいないですか?

なにも学べないことの方がもったいないです!

もちろん、付箋を貼るのでもまったく問題ないですが、意外と手間だったりするので、僕は角を折るようにしています。

ページを折ることで「このページからは学ぶことがあったよ!」って一目でわかりますね。

④再読

本は一度読んで終わりではありません。
むしろ二度目、三度目が本番といってもいいくらいです。

一度読んで終わり!のときより、再読したときの方が、後になって記憶に残っている量が倍くらいになる気がします。

再読も、また一から読み直すのではなく、折り目が付いているページだけ読み直しています。

なにか学ぶことがあった、つまり自分にとって意味のある部分だけ復習するで十分です。

僕はこれまで「本は一度読んだら終わり」という固定観念みたいなものを持ち続けてきましたが、いまでは必ず再読するようにしています。

⑤余裕があれば他も読む

基本的には④までで僕の読書は完結します。

ですが、余裕があったり、かなりおもしろい本で「これは全部読んだ方がいいかも!」と感じたときは、目次に印を付けなかったところも読むようにしています。

意外と新たな発見があったりもするのですが、あくまで余力があればで大丈夫かと思います。

④までで、一冊の本から学べることの大部分は、すでに吸収できているはずです。

まとめ

以上、僕なりの本の読み方をご紹介しました!

もう一度おさらいすると。

① 目次をよく読み、気になる章や節に〇などの印をつける
② ①で印をつけた章や節のうち、読みたいところから読んでいく
③ 感じたことや書かれている内容の要約などを書きこみ、ページの角に折り目をつける
④ ①で印をつけた箇所をすべて読み終えたら、③で折り目をつけたところだけ再読する
⑤ 気が向いたり余裕があれば他のところも読む

このように一冊の本を読んでいます。

「せっかく買ったんだから全部読みたい!」という気持ちもわかります。

でも、丁寧に最初から最後まで読んだからといって、そのすべてを記憶できるわけではありません。

むしろ、あまり興味のないところまで読んでしまうと、"本当に意味のある、学びの深いところ"が薄れてしまいます。

本の読み方は人それぞれあると思います。
ここで書いたのは、あくまで僕なりの本の読み方です。

「もう少し効率よく、意味のある読書がしたい」と悩んでいる方は、参考にしていただけると幸いです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!


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