屋根の色は自分で決める

激動の日々に、いったん休息。今日は休み。

気を張ることも、義務的に外に出なくちゃいけない用事もない休日。前日2時頃に就寝し、今日は11時半に目覚めた。冷房からタイマーで除湿に変えた部屋は暑くもなく寒くもない。でもこの生温かい気温が私はすき。

友だちから送られてきた詩集と小説を枕元に置いて読もうと思ったけど、前から読み進めている西加奈子の『くもをさがす』を持ってきてベッドで読み始めた。（読める時間はあったのかもだけどやっと本を読める気持ち）

この本は、章か場面の切り替えで、哲学者の言葉や、ミュージシャンの歌詞が記載されている。抗がん剤治療がいよいよ始まるというところ。そこで私が何故か好きになれない歌手の歌詞フレーズが記載されていた。友だちに誘われてライブに行ったこともあったけど、何かと界隈で盛り上がっているアーティストだったけど何故か好きになれなかったもの。

多分何を言ってる？！と思われるかもしれないが、そのアーティストにライバル心を持っていたのだと思う。ここ最近、忙しい中ではあるが睡眠を削り色んなジャンルのライブを見たり、パフォーマンスをみたり、演劇を見て同世代の活躍を間近で見た。

そして思ったんだよね。活躍が目に見えて目立つひともいるけれど、それだけじゃないなって。有名とか無名とか関係ないなって。私がいいなと思った人たちはそんな気がした。（これから爆上げ人気になるかもだけど！）だから比べるものとかじゃなくて本当に個人で良いって思う。面白いから！

ちゃんとこうやって思うことは久々なんだけど周りの人がすごく愛おしくて可笑しい。優しい人もいるし、可笑しくてすごくすき。出会えて良かった。

『しっかりした気持ちでいたい
自ら選んだ人と友達になって
穏やかじゃなくていい毎日は
屋根の色は自分で決める
美しいから　ぼくらは』

『燦々』より_カネコアヤノ

くもをさがすにあった歌詞はこちら。最近感じていたことにリンク。そういうことなのです。

さてと今日も外に出たくなったので太陽浴びます、それでは！

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