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中島みゆき『ファイト』

随分長いこと書いていませんでした。

振り返る時間がなかったのか?もしくはいちいち言葉にしたくなかったのか?もしくは振り返りたくなかったのか?

多分全部当てはまるような気がしています。時間はたくさんあって、それなのに何かとさまざまなことで埋めていた時間。

一瞬一瞬思うことがあって、感極まって泣いたり、小さな喜びが膨らんだり、ドギマギとした気持ちに自分も焦ったり。天気や空気がとっても気持ちよくて、なんて素敵な日なんだろうと深呼吸を沢山したくなる日もあった。

そんな中、つい今朝は久々に人前で発表する状況に陥った。朝の朗読会というものに参加した。

3月末に参加して以来、2か月ぶりの参加である。その期間参加できる日無かったの?と聞かれたら、めちゃくちゃあった。というかほぼ参加できると言っても良いくらい。

なぜならとても言いにくいが参加したくない気持ちが勝ってしまい、私は参加できなかった。人前に出ること、そして何か発することがちょっと恥ずかしすぎたのだ。自分の出来なさ、朗読や人前に出た後の妙に残る心地悪さ。

鉄人、闘う人たちはきっとここで逃げないのだろう。むしろ闘いとも思ってない人もいるかもしれない。私は少し逃げさせてもらうという選択をとった。そしてその2か月という歳月はとてつもなく早かった。

5月に入って思ったこと。あれ?私今できること、今できる挑戦全く出来てない。もっと緊張するものにハラハラすることに挑まなければ。と。やらなくちゃいけない事は4月でほぼクリアした。そしてそれに確かに喜びも感じている。だけどもっとハラハラしたいし不安定でいたい。

正直、今朝の朗読会も妙に心がザワついた。自分ヘッタクソすぎやわ!と。失敗ばかりでダサ過ぎ、恥ずかしいって。

竹内銃一朗さんの『金色の魚』を読んだ。戯曲の最後に流れるバックミュージック、中島みゆきの『ファイト!』が冷静に耳に入らない私であった。

失敗は成功のもと。なんて言うけれど私はまだその成功なんて意識はできない。まず私の成功ってなんやねん。

まぁいい。この場をお借りして、今あるこの贅沢な時間でいっぱい傷ついて挑戦して、恥かいて、挑戦しては恥かいて。それが性に合っている。

さて、チグハグなオンライン英会話レッスンも頑張っていこか。恥かいてもいいっさ。

#日記 #中島みゆき #朗読 #ファイト #竹内銃一郎 #金色の魚 #好きな音楽



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