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♯235 退院にむけて、家族がすること3(リライト版)

おはようございます。フミオです。月曜日の始まりですね。昨年度は、憂鬱な月曜日の繰り返しになってしまいました。今年度は、どうなっていくでしょうか?
みなさんに、穏やかなはじまりの月曜日になりますように(^^)/

さて、「退院にむけて、家族がすること2」として、相談者の家族の方との入院中の家族の方の施設入所のことに触れました。面談の最初に

申込の用紙に記入後、私から家族の方の意向をお聴きする時間の始まりです。

①まず、現在どこにいるかを確認して、申込にいたる今の場面までの経過(振り返り)から語っていただきます。

②次に、いままで大きな病気にかかったことがあるかを伺います。

♯324 退院にむけて、家族がすること2

今日のnoteは、面談で伺う内容についてもう少し触れておこうと思います。

■わからいことが、わかならい。


 私の個人的な印象です。入院している高齢者やその家族も私と相談する機会の以前に同様な病院の看護師や医療ソーシャルワーカーと面談する場面は、これまであったと思います。入院している高齢者が病状が落ち着かないこと、思ったほど改善が見込まれないこと、今後どうなるんだろう?と悩みと心配と混乱の中で「病院の方に、施設の申込みに行ってください」と言われたのできました。

このような状況であり、かつ、初めての経験でもある方には、困っているけれど「何に困っているかも、わからない」と思うですよね。
私も自分の親のことでは、親の現実と親の姿を目の当たりにして「自分の感情コントロールがうまくできなかったこと」を憶えています。(知っているからこそ、動けなくなることもありますから)

入院により、医療ソーシャルワーカーや看護師から入院前に親・配偶者と相談していたこと(高齢者の意向)、入院により改めてどうするか?を尋ねらたことを頭や気持ちの中でリプレイしているかもしれない。
もしかしたら、頭がカチンと固まって考えることができないかもしれない。

「わかっていたけれど、現実親が倒れた時に考えればいい」としっかり向き合うことなく、TVのドラマやドキュメンタリーのように何となくのイメージでの印象で心に思っていただけで・・・まさか、こんなことになる何っ?!
そんな状況かもしれまえんよね。

これまでの気持ちを吐露されることの繰り返しで前に進んでいく時間になります。と私は考えています。

■こんなことを教えて頂きす。

・現在の様子、居場所
➡病院であれば、いつから、診断名、今日来られるまでの経過
・いままでの病気、特に、入院に至るケース
➡ご家族の関わりとこれまでの療養の振り返り
・ここで、家族の意向と申込(相談理由)、高齢者は私どもに相談来られ  ていることを知っているのか。
・病院、家庭での高齢者の方生活
➡食事、排泄、入浴など・・ここでは、「病院の場合にいるので?」「わからない」とお話しされますが、「入院される前は?」と尋ねると語っていたっだけます。
※ここでは、ご本人のできる、できないより、ご家族の語られることから高齢者とご家族の距離や自宅でのポジションを気にします。(入院されている高齢者をこれまでケアの姿や見え方、抵抗があったこと、無理なことと感じていること)
・見えるか?聞こえる?について
➡新聞や読書、会話などの様子を推察して、視覚や聴覚の不便さを確認   して、他の疾患や困りごととの関連を気にしています
・睡眠について
➡トイレに起きる、眠剤の服薬、いつからなど。家族の言葉から大変さの有無
・性格や趣味について 
➡物忘れ、感情的になるかなど、1日の中でお茶や習慣があるかなど生活の変化など
・これまでの生活歴
➡ご兄弟の有無と今の様子、お仕事、結婚された時期、転職、退職、その後の生活、そして、改めてご本人と家族の意向
※生き方や人生観や価値観などの印象を受け取ります。

■今日のnote


 伺い教えて頂きたことは、本人・家族の中で変化していくことはあっていいと思います。その時々で迷いながらの判断が当たり前だと思っています。
見えない・気持ちの中で決めらないゴールに向かっていくことは正直わからないことだれけです。

私が大切だと思う事は、家族の方は、できることを考え続けることと、私はその時々のできる判断を一緒に考えるお手伝いをすること。結果は、後々思いも寄らない時に気持ちの中で「これでよかった」と家族の経験の中でしかみつからないと思うんです。

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