歯の治療で痛みを感じないために、歯医者さん受診時にはブルーを活用
毎週歯医者さんを受診しています。長いこと虫歯を放置していたことで長期の受診となっています。（それは自分が悪い、うん）一昨年くらいからモノを噛むときに歯の痛みを感じていました。だましだまし噛んで痛みを我慢していたのですが、去年の９月に限界に達しました。
そこからは噛むと激痛が走りしばらく痛みが取れずの状態が続きました。意を決して評判がいいと言われている歯医者さんに電話をしたところ、「今月は予約が取れません。来月なら予約取れますがどうしますか？」と言われました。
まだ９月の半ば頃のことです。来月までまだ２週間あります。私は「痛くて我慢できないのですが、診てもらえませんか？」と聞いてみるも、来月までダメの一点張りでした。（私の感情：イラッ）
仕方なく１０年以上前に診てもらっていた、今の自宅からクルマで４０分ほどかかる歯医者さんに電話してみても、「今月は予約が取れません。来月の○日なら大丈夫ですけど・・・」との受け答え。
私「今ものすごく痛いんですけど診てもらえないでしょうか？」
歯科受付「申し訳ありません。来月まで無理です」
この時２軒目も断られたことで、私の中に怒りが湧き上がってきていました。（いやちょっと待て、ほったらかしにしていた自分が悪い）この怒りを爆発させてはいけないと思いながら、２件目の歯医者さんはまだ申し訳ないという言葉を言ってくれたことで、怒りを沈めて気持ちを切り替えて３軒目の歯医者さんに電話しました。
ちなみに怒りの色はレッドですよね。私がその怒りを沈めようとした時に活用した色はブルーです。（穏やかに穏やかに）と心で唱えていました。
３軒目の歯医者さんに電話。どうせここも今月はダメと言うだろう。そんな諦めの気持ちもありながらも電話してみると、「痛いのは辛いですよね。今日の最後の診察の後なら診れますけど１９時過ぎに来れますか？」とその日に診てくれるとの返事でした。「はい、行きます」と返事をした瞬間にやってくる安堵感。この時の色もブルー。歯の痛みはあるけどそれ以上に心が落ち着いたことを思い出します。
待合室。私はこんなことを想像していました。（痛いだろうな、絶対痛いよね。あの治療の時の機械の音、嫌なんだよね）不安と恐怖がやってきます。心が落ち着いたはずなのに、”痛いかもしれない”という先読みで不安につつまれます。その時の色はイエロー。
でも先読みしたって仕方ないし。せっかく診てくれるんだからこれで痛みから解放されるだろう。そう考え直している時の色はグリーン。
さあ治療が始まりました。やはり痛い。歯科医の先生から、「これは痛いよね。よく我慢していたね」。何とも恥ずかしい限りです。ずっと放っといた自分に嫌悪感が襲ってきます。でもそんなこと気にしていられません。痛みを取る方が先！ここからは歯科医の先生を信頼して任せよう。ゆだねよう。そう思った時に私の中で動いている色はブルーです。
この日一日でいろんな色が私の中で動きました。怒りや安心。希望、信頼など、多くの色が動きながら平静を保とうとした私がいたのです。
ここで大切なことはいろいろな感情が出た時に、それらに関連する色を必ずしも身につけ活用しなければいけないかというと、そんなことはありません。実際の色を活用しなくても、色の持つ意味を自分に落とし込むことで、自然と色が活用されていることになるのです。歯医者さんにゆだね、信頼しようと思った時には自然とブルーが動いているのです。そこに実際にブルーのものを身につけていれば尚良いという感覚です。
相手を信頼することができれば、先読みの恐怖は薄れます。恐怖が薄れていれば、たとえ治療の痛みがあったとしてもショックは数分の一の痛みで治まります。電話してもその日の治療を断られ続けていた中で、この先生だけが診てくれたという信頼があったから痛みも収まり、他でたらい回しにされたそれまでの怒りも収まり、嫌な自分にならなくて済んだというものです。
こんな時はあの色を使おう！それを知っていることは未来を切り拓く武器になります。不安や恐れは単なる思い込みということもありますし、怒りは気持ちの持ちようでどうにでもなります。
今日も午前中に歯医者さんに行ってきました。もちろん信頼している歯科医の先生ですので、虫歯の治療しましたけどまったく痛くありませんでした。治療中に「痛かったら左手上げてくださいね」と言われる度に、心にブルーを思い浮かべています。
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