見出し画像

ペーパーモザイクバタフライ 8

紙やアルミ、糸などを使ったミクストメディアの立体作品です。
全18点です。蝶と蛾のシリーズです。8つめです。

Agrias claudia lugens(クラウディナミイロタテハ)

黒、赤紫、青紫という三色のはっきりとした配色がミイロということでしょうか。雄の後翅に羽毛のような、ブラシのようなけばけばが生えています。
これでフェロモンを出して雌を誘います。

数週間前のある朝、たまたまかの「NHK 子ども科学電話相談」を聞いていたら、「蝶の鱗粉は毛が変化したもの」と専門の先生が回答していた。
爬虫類の鱗が鳥類や哺乳類の羽毛や毛に進化したと思っていたので、昆虫にもそういう進化があったのか、しかも毛が鱗(鱗粉だけど)になる逆の方向に…と感心しました。

この種類の蝶もまた、「世界で最も美しい蝶」と呼ばれることがあるようです。美しさとはうらはらに、なんと南米の森深くで、コカの葉を食草にしているというのでたまげました。そんなことがあるのか……世界は不思議すぎる……。
当然食草を手に入れることができないので飼育もかなわず、わからないことが多いそうです。

サポートしようという美しい思いがもし心に芽生えたときは、私のツイッターをフォローもしくは作品を載せているツイートをRT、あるいはこの記事をnote上でおすすめしていただけると嬉しいです。 ツイッターアカウント→→“https://twitter.com/papermosa1c