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趣味の会

営業職を経験したあと
やっぱり観光業界に戻りたいな〜と思って
上野駅構内にある
ジパング倶楽部の事務局で働くことになりました。

趣味の会という
ジパング倶楽部会員さん向けの
いろいろな教室を運営する部署で
どんな教室を開くか
講師の手配
募集
教室の運営、司会など
そして最後にみんなで旅行(の添乗まで)
そんなお仕事でした。

今思い返しても
この仕事はとても楽しく
でも難しく
やりがいのある仕事でした。

最初に担当させてもらったのは
「神話世界への誘い」という
古事記や日本書紀から
日本のこと、神様のこと、神社のこと
そんなことを学ぶ教室で
参加者は50人近くいたかな?もっとかも?
それだけの人たちを前に
教室が始まる前に司会として話していたことは
ピラティスのグループレッスンにも
とても役に立ったと、後になって思いました。

他にも
囲碁
水彩画
フラワーアレンジ
創作書道
フラダンス
太極拳
写真
などなど

運営スタッフとして
時には一緒に学ばせてもらえて
時には一緒に楽しみ
写真教室の旅行の添乗をしたときは
先生がわたしにも
綺麗な写真の撮り方を教えてくれて
本当にありがたいことだな〜と
今でも感謝しています。

どんな教室を作るか
宣伝
集客
それぞれの案内
受付
教室スタート

そしてそして
どこへ誘導するか…
というのは、ここでは旅行だったんだけど

これはピラティスのレッスンや
教室を運営する上でも
お客様を
わたしを
どの方向へ導くのか
その先はどうなって欲しいのか
どうなりたいのか
そういったことを考える礎になりました。

そんなやりがいのある職場も
一年ほどで退職したのはなぜかというと
ここの上の人はだいたい○○からの天下りで
元が国鉄というくらいだからなのか
とても頭の硬い所長は
女が仕事をバリバリやることを心よく思わず
そんなわたしを見て
「村井さんはパソコンが得意みたいだから
データ入力の担当になってもらう」
…と
いやいや、パソコン得意だからこその
趣味の会で資料作成したりできたんでしょ?
データ入力って、パソコン苦手でもできるよね?

まだ少し若かったわたしはそんなふうに思ってしまい
「じゃあ辞めます!」
勢いで辞めてしまいました。

そしてこの後
これまでの人生の中でも
いちばんと言ってもいいくらいの
大変な会社に入ってしまい
大変なことに巻き込まれてしまうのです。

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