色が持つスバらしいチカラとは
本日は、「色のチカラ」についてご紹介させてください。
色は日常にあふれていて、私たちが色のひとつひとつを気に留めることはほとんどありません。
しかし、ふだん意識していなくても、さまざまな場面で私たちは色を利用しています。
実は、ぼくは2009年に色彩検定2級を取得しました。
あれから11年が経ちましたが、いまでも色が好きです。
このnoteやインスタでも色を意識しながら作るのが、ひそかな楽しみです
そこで、色の持つスバらしいチカラを4つご紹介します。
■色について気にしたことがない
■好きな色を聞かれても困る
■心理学もしくはブランドに興味がある
1つでもあてはまる方は、ぜひご覧ください。
その1.色は特定のイメージを持つ
「暖色」「寒色」という言葉を聞いたことのある方は多いと思います。
・暖色である赤やオレンジは、あたたかい印象
・一方、寒色である青は冷静な印象
・ピンクは幸せの印象 など
色は特定のイメージを持っています。
私たちは、その色が持つイメージから物事を判断することがあるのです。
その2.色で人の心は動く
人が色で物事を判断するということは、色を使って望む印象を相手に与えられる、という可能性を示しています。
・あたたかい人という印象を持ってもらうために赤やオレンジを使う
・集中するために部屋のカーテンを青色にする
・就活生は白いYシャツを着ると、面接官に清潔な印象を与えやすい
色は、私たちがかなえたい行動を助けてくれます。
その3.色で何物かがわかる
見出しのクイズ、あなたはわかりましたか?
(▼再掲)
答えはコチラです▼
①MONO(消しゴム)
②三井住友フィナンシャルグループ
③餃子の王将
全問正解の方、おめでとうございます!不正解の方は残念でした汗
クイズをやってみて気づいていただけたように、私たちは色だけで何を表しているか想像することができます。
これは、私たちがブランドを色でも認識している証拠です。
実際、これらは「色彩商標」と呼ばれており、①②は国に登録されています(③も出願中のようです)。
企業名を言葉にしなくても、色だけでどの商品やお店かがわかってしまうんです。それだけ色の持つチカラは強いということですね。
その4.色で変化がわかる
最後は変化についてです。
色は季節の変化や、熟成度合の変化を表します。
人は季節の変化を、気候や暦だけではなく、色の情報からも判断しています。
・春は桜のピンク
・夏は生い茂る葉の緑
・秋になれば紅葉
・冬は雪景色
また、野菜や果物が熟してくるかどうか、色から判断できるものがあります。私たちは色の変化を見て「食べごろ」と判断しています。
・バナナは緑→黄色
・イチゴは白→赤
反対に、熟しすぎた野菜は白や青のカビが生えたり、黒い斑点が出てきたりします。そうすると、もう食べられないと判断するのです。
このように色は私たちに変化を教えてくれるのです。
さいごに
色が持つスバらしいチカラ4つをご紹介しました。
色はこの世界を、わかりやすく表現してくれます。
これを使わない手はないと思うのです。
もっと色の魅力を伝えたいのですが、ぼくの力が足りません…もどかしさが残ります。
またリベンジさせてください。
もし少しでも色に興味を持っていただけたのならば、ぜひ今日は身のまわりの色に注目してみてください。きっと今まで気づかなかった発見があると思います。
※この記事では、こちらの本から一部を引用させていただきました。
▲今日は25日目
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