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イタリアのポルトフィーノは、 ディズニーシーのモデル?

イタリアン・リビエラと呼ばれる
港町の一つ、ポルトフィーノ。

何度目かの、イタリアスケッチ旅行。

「絵を描くのに、おススメの町はありますか?」
とイタリア人に聞きながら
おすすめの町を巡っていました。

たまたま声を書けた人たちが、
「ポルトフィーノ!」
「ポルトフィーノ!」
と自信たっぷりにすすめてくれたので、
行ってみることに。

「船で行くと良いよ!」とアドバイスされて
船を利用して、海側から町に入りました。

奥まった緑の入り江の奥に、
カラフルな港町が
突然ぱーっと開ける様子は劇的で、感動。

ポルトフィーノ-小

息をのむほどに美しい、
まるで港町のお手本のような、
造形美をたたえた町。

地形と人々の歴史が、長い年月をかけて
創りあげた景色なのでしょう。


しかし、なんとなく、
町に降りてみると、他の町にあるような
活気がないのが気になりました。

町の人に声をかけてみると、
港に面した建物はもちろん、
街中の集落は、ほとんど外国人の所有とのこと。
みな家を手放して、他へ移ってしまったそうです。

自分たちには高くて手が出ないほど、
土地と建物が高騰してしまったそうで、
さびしそうに語ってくれました。

確かに、飛び交う言葉は
アメリカンな英語ばかり。
夕方になると、
夜な夜な、船上でパーティーが開かれます。


北イタリアの海岸線に来てから、
英語ばかり耳に聞こえてきて、びっくりしたのですが
この辺りは、アメリカの人たちに
とても人気なんですね。


帰国後にディズニーシーに行ったとき、
ふと気づいたのですが、
まるでポルトフィーノみたいだな、と。

入り江の雰囲気が似ています。

私は特にディズニーファンではないので
よく分からないのですが、
もしかしたら、シーを企画した人のイメージに
ポルトフィーノがあったのか、

はたまた、
理想的な入り江の町を造ろうとすると
自然と、ポルトフィーノのように
なってしまうのか??

いずれにしても、ポルトフィーノが
入り江の港町のお手本であることは
間違いなし、というのが私の実感です。

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