「ようこそ 虹いろ図書館と本の世界へ」の舞台裏 その1

【氷室冴子青春文学賞オンラインイベント】 

第1回大賞受賞作「虹いろ図書館のへびおとこ」櫻井とりお氏トークライブ 

―ようこそ 虹いろ図書館と本の世界へ―

北海道書店ナビ様がレポートしてくださいました!

https://www.syoten-navi.com/entry/2020/07/13/090000?fbclid=IwAR09p5vrUa4BPn-TA5nZXKe6BMcngRcvqVsp_9-XpYrhbEQZZ36BgOeUiKw

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事務局の栗林です。去る、7月4日土曜日、表題のイベントをオンラインZoomを使って開催しました。メインゲストは櫻井とりおさん。一万円選書のいわた書店から及川昌子さんも出演してくださり、にぎやかなトークショーとなりました。

この半年でこの世界の変わりよう。時代の移り変わりを目の当たりにして、果たして今私たちがやるべきことは?などと考えてはいるものの、なかなか一歩が踏み出せないまま時代に取り残され、気づけば社会で使われてる単語がほぼわからない。。。なんて、冗談ではないですよね。Tiktokってなんだ?とか言ってる場合じゃなくなりました。とほほ。

氷室冴子青春文学賞は、法政大学院の増淵敏之教授の提唱により、故氷室冴子氏出身の北海道岩見沢市で創設し、小説投稿サイトエブリスタの皆様のご協力により2018年第一回目の賞を開催しました。方法として、作品の応募もインターネット、岩見沢と東京を結ぶ運営も、ほぼリモート。メールや電話、ラインなどを駆使し、時代の先端をいく文学賞へと駆け上がっているような・・・気のせいでしょうか。

ま、それはさておき、今年はそんなこんなでオンライン、リモートでまた世界の距離がぐぐっと近づいている昨今、文学賞でも何かできないかなあと思っていたところ、河出書房新社の加藤さんから、第一回大賞受賞の櫻井とりおさんのオンラインライブが面白いのでは?とご提案いただいたのです。櫻井とりおさんといえば、顔出しされないことで有名。大賞受賞当時は「とりお」さんというペンネームで応募されており、え、男性、女性? 3人のトリオ? などと、苗字のない新星の登場に、選考委員の諸先生界隈もわいたものでした。謎に包まれている・・・。

そうか、今のご時世なら、櫻井とりお氏が現場に登場することなくお話をライブで伺うことができる!こんないいチャンスがありますでしょうか。ということで、河出書房新社の皆様、エブリスタ松田さんにアドバイスいただきつつ、企画を進めていったのです。

そこに待っていたのはZoomとの格闘でした・・・。続きはまた次回。

北海道書店ナビの佐藤優子さんがまとめてくださったレポートをぜひ読んでいただきたくお願いします。櫻井とりおさんの一言一言がほんとにすごい深い。そしていわた書店の及川さんのぶっこみが空間を切り裂きます。ほえ〜〜すごいライブだったなあと、自分で進行しておきながら、他人事のように感激しました。佐藤優子さん、この場をかりて御礼申し上げます。文字の力、実感しました。ありがとうございます。

ではまた・・・素敵な一日をお過ごしください。

栗林千奈美



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